search
LoginSignup
96

More than 5 years have passed since last update.

posted at

updated at

Carthage について

Carthage とは

CocoaPods と同じ、ライブラリ管理ツールです。
最近、何かと話題になっていて、GitHub が提供している gitignore もすでに対応済みです。
Realm とか Alamofire とか、いくつかのライブラリは Carthage での導入について説明があります。

CocoaPods との違い

一番の違いは、CocoaPods の場合はライブラリをアプリ本体と一緒に都度ビルドしますが、Carthage の場合はライブラリ導入時にのみビルドします。
このビルドする時間がなくなる分、開発時間が短くなります。
ライブラリの取得は CocoaPods のような管理サーバーは用意されておらず、それぞれのライブラリ提供者が用意している git サーバーからソースを取得します。
(だいたいが、 GitHub で公開されているし、Carthage も GitHub を前提に設計されている。)

インストール

こちら にある Carthage.pkg をダウンロードしてインストールできますが、このように Homebrew を利用してインストールすることもできます。

$ brew update
$ brew install carthage

関連ファイル

  • Cartfile
    プロジェクトで使用するライブラリを定義する。

  • Cartfile.resolved
    Podfile.lock のように現在使用しているライブラリのバージョンが記載されている。

  • Cartfile.private
    プロジェクトには直接関係のない、テストターゲットに利用するライブラリを定義する。

  • Carthage/Checkouts/
    ライブラリのソースファイルが保存される。

  • Carthage/Build/
    ライブラリの Framework が保存される。

使い方

定義ファイル

どのライブラリを導入するかは、 Cartfile で定義します。
Cartfile をプロジェクトのルートフォルダーに作成します。

前述してあるように、 GitHub を前提に設計されているので、 https://github.com/rs/SDWebImage の場合このように定義します。

github "rs/SDWebImage"

GitHub 以外の独自の Git サーバーの場合はこのように定義します。

git "https://enterprise.local/desktop/git-error-translations2.git"

また、このようにバージョンを指定することもできます。

# Require version 2.3.1 or later
github "ReactiveCocoa/ReactiveCocoa" >= 2.3.1

# Require version 1.x
github "Mantle/Mantle" ~> 1.0    # (1.0 or later, but less than 2.0)

# Require exactly version 0.4.1
github "jspahrsummers/libextobjc" == 0.4.1

それぞれ指定できるバージョンはこのようになっています。

  • >= 1.0 は 1.0 以上で最新のもの
  • ~> 1.0 は 1.0 以上 2.0 未満の最新のもの
  • == 1.0 は 1.0 のもの

ビルド

上記の Cartfile があるフォルダーで carthage bootstrap を実行すると、Carthage/Build フォルダーに Framework が作成されます。
特にオプションを指定しないと、 Mac, iOS, watchOS, tvOS のすべてのプラットフォーム向けにビルドされるので、 --platform オプションで対象となるプラットフォームを指定します。

iOS だけを対象にする場合。

$ carthage bootstrap --platform iOS

iOS と watchOS を対象にする場合。

$ carthage bootstrap --platform iOS,watchOS

ビルドが成功すると、 Carthage/Build フォルダー内にプラットフォームごとに Framework が作られます。

プロジェクト設定

Framework 追加

こんな感じで、対象となる Target に Framework を追加します。

Carthage_AddFramework.png

Run Script

こんな感じで、Build PhasesRun Script を追加します。

Carthage_RunScript.png

スクリプト欄に以下を記述します。

/usr/local/bin/carthage copy-frameworks

Input Files に追加した Framework のパスを設定します。

$(SRCROOT)/Carthage/Build/iOS/ReactiveCocoa.framework
$(SRCROOT)/Carthage/Build/iOS/Result.framework
$(SRCROOT)/Carthage/Build/iOS/WebImage.framework

ソース管理

GitHub が提供している gitignore の通りだと、以下のものを対象にするようになっています。

  • Cartfile
  • Cartfile.resolved
  • Cartfile.private
  • Carthage/Checkouts

まとめ

最初のリリースが2014年11月18日とまだ始まったばかりのものですので、今後どんどん変わっていくと思いますが、ライブラリを公開する側から見ると、プロジェクトを GitHub に公開するだけなので、この手軽さから広がっていくような気がします。

参考

https://github.com/Carthage/Carthage
http://qiita.com/nori0620/items/b81ae171f0e82b0c2d8a
http://jpmartha.hatenablog.jp/entry/2016/02/25/220739
http://www.slideshare.net/syoikeda/carthagen
http://qiita.com/edm/items/6c925c0b85c0e9f7d49a

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
What you can do with signing up
96