file の tree 表示です。
cygwin に入っていたか何かした tree を使っていて、一時無くなってしまったので書いたものです。
自分が使っていた -d
(Directory Only) と -Q
(クォート) オプションのみがついています。
よく調べていませんが melpa にあったものはインタラクティブなものだったので、テキスト出力を利用したかったので用途と違いました。
ダウンロードとインストール
ここからダウンロードして load-path
の通ったディレクトリに置いて init.el
に以下の1行を追加します。
(require 'tree)
使い方
M-x tree
や (global-set-key "\C-ct" 'tree)
等として起動すると、ディレクトリを尋いてくるので、入力すると通常専用バッファに出力します。
Prefix
付で実行すると結果をカレントバッファのカーソル位置手前に挿入します。
設定できる変数
tree-option-d
NON-NIL
なら Directory のみを表示します。
tree-option-Q
NON-NIL
ならファイル、ディレクトリー名をクォートで括って表示します。
tree-ignore-directory
マッチから外す ディレクトリを指定した正規表現を指定します。
デフォルトでは "^\\.+$"
ですが、これは必ず含めて、追加する場合はグルーピングを使ってください。
その他
d
や Q
がデフォルトオンの dtree(-dQ)
ftree(-Q)
も含めてあります。
dtree
と ftree
は eshell
から実行できる簡易なものも含めてありますが、コマンドラインからオプション指定ができません。
動作確認している Emacs のバージョン
GNU Emacs 25.3.1 (i686-w64-mingw32)
of 2017-09-18