基本情報技術者試験を受けようと思っている方
- 基本情報技術者とは
- この資格の必要性だったり有用性
- 取得期間と方法
- おわりに
基本情報技術者とは
ITエンジニアとして基礎的な知識やスキルを身につけていることを証明できる国家資格です。実際に持ってる人は多く、受かりやすい資格の部類だと思います。
実際にこのサイトを見ている時点で、ほかの人よりも意識は高く、すぐに取れると思っています笑。
IT企業に行きたいけど、就活の準備をしたいけどという人にとって第一歩としては敷居は低いのでおすすめです。これは自分自身が、IT企業に行くきっかけ、また就活を始めるきっかけとなったからです。
この資格の必要性、有用性
この3点でお話しします。- IT企業とは
- 就活において
- エンジニアにおいて
IT企業
IT企業を分類してそれぞれの役割を説明します。
- メーカー : 富士通、NEC、ソニー、パナソニック
- SIer : NTTデータ、TIS、SCSK、日立システムズ
- SES : フォーラムエンジニアリング、エンジニアリングプラス、パソナテック
- 自社開発企業 : サイボウズ、メルカリ、リクルート、クックパッド
- 受託開発企業 :テクノプロ、パーソルクロステクノロジー、SOLIZE
ハードウェアやソフトウェア製品を製造する企業
顧客にシステムの設計、構築、運用を提供する企業
クライアントの元に技術者を派遣して、技術力を提供する形態の企業
自社で独自のプロダクトを開発・運営している企業
他社からシステムやソフトウェアの開発を請け負う企業
就活において
結論、あったほうがいいです。しかし企業ごとに効力は全く変わってくると思います。 それぞれどのくらい資格がプラスに作用したか1~10点で評価します。
メーカー:3点SIer:4点
SES:8点
自社開発企業:1点
他社開発企業:7点
これは何をもとに採点しているかというと、ESの選考率とスカウトをもとに点数を付けました(人や企業によって変わるのをお忘れなく、、)。
体感ですが、メーカーや大手SIerはSPIなどが大部分を占めているイメージで資格以前にES+SPIとかなので、微妙ですね。
SESや他社開発企業は、スカウトも活発で資格をもっているメリットを享受できたかなと感じています。
自社開発企業は大手といわれる場所は、ほとんどポートフォリオやコーディングテストが多いんではないかと思います。資格はないようなものだと考えていいと思います。
エンジニアにおいて
就活生が何を言ってんだという方もいるかもですが、現在の認識をお話ししますので、間違ってたらコメントください。
エンジニアにおいて必要最低限な知識をもっているという認識をされるかなと思います。理由としては、実務ではあまり使わない知識も多いから資格にあまり価値を感じていない人が多いかも。新卒なら少しプラス評価かなってかんじです。
実務で基本情報の知識は必須かというと、使わない人は本当に使わない。対して研究分野などはなくてはならない知識もある。またエンジニアの評価は今までの経験や作品に重きを置かれるかなって感じなので資格一つでめちゃめちゃ上がるわけでもなく、下がることもないかなと。
今後のキャリアを考えたときに,
実務未経験の人は資格はあったほうが良い気がする。最低限の保証
転職の人は実務内容一択かなっていう気がする(就活している際のイメージ)
結局使わない知識は意味ない。資格の知識が企業で役立つパターンもあれば、全く知らないが必要だったから取ったり、やっていくうちに覚えたとかそんなパターンが多いと思います。
新卒の人で資格か、ポートフォリオはしっかり見極める必要がある。会社の傾向、業種の傾向に合わせる必要がある、メーカーなのかSIerなのかベンチャーなのか。
取得期間と方法
自分は大体休みの1か月半でITパスポートと基本情報をとりました。CS専攻ですので、簡単と思われるかもですが、そんなことはないです。
単純に自分のスペック的に、大学は平均の偏差値で、情報系の授業内容はほとんど覚えていない。C言語つまづいている。そんな状態だった。点数はボーダーぎりぎりだった笑。
どうやってとったねんみたいなところではありますが、これやればいけます。
- 基本情報のテキストを午前と午後の二冊買う。
- 試験日を休み中なら1か月後、授業あるなら2か月後~3か月後に申し込む。
- 休みなら朝8時起きて、最初は近くのマックとかで11時くらいまで、その後図書館で17時くらいまで、その後夜11時くらいまでカフェとかで。授業なら、朝早く起きてやってから授業言って、帰ってきてからやる。授業内容にもよるけど、受けなくてもわかるもの、カバーできそうなら後から取り返せるならやったっていい
- できたとこはやらない、できないところをやっていって、すべての問題ができた印がつくまでやる。
- 毎日のルーティーンにする
午後問題は過去問少ないから全部やって理解をしなきゃいけない、またトレースする必要がある問題が多いから時間が足りない可能性がある、そのため問題を理解して選択肢を捨てて、こうなるべきみたいな感覚があると時間なくても正答率が上がる。
テキストだけでも合格できるが過去問道場の余裕があるならやったほうがいいに決まっている。自分はほとんどやってないからぎりぎり
おわりに
ここまで読むくらいにはやるきがあるから始めてしまったほうが良い。それで少し解いたらやらなければいけない気持ちになってくる。ルーティーン化したら人生変わる可能性がある。それは、自分が勉強していったら、わからなかったことがわかるようになっていき楽しく感じた。しかも楽しい感情とルーティーンがあることでさらに成長できるから好循環になる。これが資格取得の1番のメリットかな。
人それぞれだから自分の場合はになってしまうから全員に当てはまることではないかもしれない。 ただ少しモチベを保つきっかけだったり、受けようと考える人がいたらうれしいと思い書いた。
追記
実際にある会社の面接の際にこちらの文章を読んでいただいた。その際に、面接官の方(PM)目線での基本情報の有用性は今後に期待できるという面での効果もあるとのこと。技術があり資格を持っていない人か資格があり技術はそこそこの人だったら後者を取る可能性が高いかもとのこと(会社や人による)。今後も自主的に勉強できると評価できる。資格と技術の両方欲しいが、第一歩も良いと思った次第です。
技術者としてもまだまだですが、これを機にアウトプットしていくつもりではあります。
最後までありがとうございました。