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AWSのSagemakerの無駄な料金を請求されないために注意すべき事

Last updated at Posted at 2022-05-02

本記事について

 本記事はAWS初学者である著者の失敗を踏まえて、読んだ人が同じ失敗をしないために書いたものです。

※社会人なり立てで、AWSも勉強し始めたばかりなので、もし間違っていることがあればコメントなどでご教授お願い致します。

なぜ発覚したのか

 2022年4月の初めに機械学習のR&D職として入社し、これから仕事でAWS上の機械学習関連の技術を学ぶことになりました。
 最初はノートブックのみを使用し特に気にするほど高い料金の請求はこなかった。
 しかしある日AWSのCost Managementを開いてみたら。前日AWSを使っていなかったにもかかわらず、42$(日本円にして5468.21¥)もsagemaker関連で請求が来ていました。

解決方法

詳しく調べたところ

 Cost Explorerにて
 グループ化の条件のところで「使用タイプ」を選択したところ「APN1-Canvas:Session-Hrs」っというものに料金がかかっていたことがわかりました。
image.png

※以下の内容はCanvasを起動し、やりたい処理を終わらせたという前提で進めています。

Canvasという単語に注目しました

 Amazon SageMakerにはAmazon SageMaker Canvas(※以降Canvasと略称)という便利なツールが存在しています。
https://www.youtube.com/watch?v=Sy3GDQT6Lnk&t=22s
(公式youtubeチャンネルのCanvasについての説明)

 このことから、今回多額な請求が来ている原因がCanvasにあると推測します。
 しかし、Canvas上ではすでにモデルもデータも存在していません。アカウントのログアウトもして、「これでもう大丈夫でしょ」っと安心してCanvasのページを閉じました。
image.png
image.png
次の日に42$もの請求が来たのです。

 試しにアプリケーションの削除&ユーザーを削除&ドメイン削除を実行してみたところ、次の日から請求が止まりました。

手順

※いきなりドメインを削除しようとしても削除できません!

1.アプリケーションの削除

image.png
名前の下の青い部分をクリック
image.png
アプリケーションの削除を実行
image.png
※時間がかかっていると思った場合画面を更新してみたらステータスがDeletedとなっていると場合があります。

2.ユーザーの削除

アプリケーションのステータスが「Deleted」であることを確認し、右下にある編集をクリック
image.png
ユーザーを削除
image.png
image.png

3.ドメインの削除

image.png
image.png
以上になります。

最後に

 もしかしたら、アプリケーションかユーザーかドメインのどこかの段階は残してもお金がかからないかもしれませんが、原因がわからず多額な請求が来ていた場合はすべて削除してみてください。
 お金で心配することはなくなります。

「こうすれば問題ないよ」など詳しく知っている方がいれば、コメントでご教授お願い致します。

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