21
20

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Django Girls Tutorial で Heroku ではなく PythonAnywhere にデプロイする

Last updated at Posted at 2018-05-28

Django Girls Tutorial の 英語版 では Heroku ではなく、 PythonAnywhere を使ってデプロイしている。これが、 Heroku よりもかなり簡単だったのでそのメモ。

Django Girls Tutorial 英語版日本語版ともに、 2018/05/28 時点の情報を元にしています。

準備

「ログインページを作ろう(Django admin)」までは、日本版とほぼ同じ1だが、 mysite/settings.py の最後に以下の行を追加する。

blog/models.py
STATIC_URL = '/static/'
STATIC_ROOT = os.path.join(BASE_DIR, 'static')

ALLOWED_HOSTS = ['127.0.0.1', '.pythonanywhere.com']

デプロイ!

Git

Git はインストールされているとする。

Git リポジトリの作成

日本語版デプロイ!の Git の項目と同様に、
Git リポジトリの作成:

コマンドライン
$ git init
Initialized empty Git repository in ~/djangogirls/.git/
$ git config --global user.name "Your Name"
$ git config --global user.email you@example.com

.gitignore の作成:

.gitignore
*.pyc
*~
__pycache__
myvenv
db.sqlite3
/static
.DS_Store

最初のコミット:

コマンドライン
$ git add --all .
$ git commit -m "My Django Girls app, first commit"

を行う。

GitHub にコードをプッシュ

GitHub.com に行き、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力し、"Sign up for GitHub" をクリックしてアカウントを作成する。

ログイン後、"Start a project" をクリックし、新しいリポジトリを作成する。ここではリポジトリ名を "my-first-blog" とし、 "initialize with a README" のチェックボックスは外したままとする。また、 "Add .gitignore:" と "Add a license:" も "None" のままとして、"Create repository" をクリックする。

new_github_repo.png

次のページで、作成されたリポジトリの URL (https://github.com/<your-github-username>/my-first-blog.git)を覚えておく。

image.png

コマンドラインで以下のコマンドを実行し、コードを GitHub にプッシュする。

コマンドライン
$ git remote add origin https://github.com/<your-github-username>/my-first-blog.git
$ git push -u origin master

PythonAnywhere の設定

アカウントの作成

pythonanywhere.com に行き、右上の "Pricing & signup" をクリックし、次のページ中央の "Create a Beginner account" をクリックする。ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力し、"Register" をクリックしてアカウントを作成する。

API トークンの作成

PythonAnywhere にログイン後、右上の "Account" をクリックし、 "API Token" タブ、 "Create a new API token" の順にクリックする。

image.png

PythonAnywhere の設定

PythonAnywhere の Dashboard に戻り、左の "Consoles" 内の "$ Bash" をクリックする。

image.png

表示されたコマンドライン(以下、PythonAnywhereコマンドラインと呼ぶ)上で以下のコマンドを実行し、 PythonAnywhere 用のツールをダウンロードする。

PythonAnywhereコマンドライン
$ pip3.6 install --user pythonanywhere

次に、以下のコマンドで先ほど GitHub にプッシュしたコードをダウンロードする。

PythonAnywhereコマンドライン
$ pa_autoconfigure_django.py https://github.com/<your-github-username>/my-first-blog.git

このコマンドは終了まで少々時間がかかるが、

  • コードのダウンロード
  • virtualenv による Python 環境の作成
  • manage.py migrate コマンドの実行

まで自動的に行ってくれる。

pa_autoconfigure_django.py が無事終了したら、

PythonAnywhereコマンドライン
$ python manage.py createsuperuser

で blog のスーパーユーザーを作成する。

ページの表示

PythonAnywhereコマンドラインページの右上のハンバーガーメニューから、 "Web" をクリックする。表示された画面上部の "Configuration for" に続くリンク "XXX.pythonanywhere.com" の URL に admin/ を付けてページを開くと、 PythonAnywhere にデプロイされた blog ページが表示される。

  1. たとえば、blog/models.py 内の models.ForeignKey の引数が違うが、第二引数はデフォルト値になっているので django 1.11 を使用している場合には問題ないと思われる(Django、on_deleteを使う(django2.0から必須))。

21
20
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
21
20

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?