##はじめに
今回は自分のmacの環境構築として、Homebrewをインストールした後
・iTerm2のインストール
・oh my zshを使用したzshのインストール
・zshのテーマとしてPowerlevel10kのインストール
以上の操作を行いました。
それらを導入した目的とそのインストール方法について説明していきたいと思います。
なお今回の導入については全てGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)ではなく
CLI(コマンドラインインターフェース)によるターミナルを使用したものとなっております。
まずはHomebrewがどのようなものであるのかを知りたい方は
こちらの記事を参考にしてみてください。
バージョン管理システムとは
##iTerm2について
ここではiTerm2の必要性とそのインストール方法について解説していきます
###なぜiTerm2を使用する必要があるのか?
Macにはデフォルトのターミナルが既に存在している
→なぜわざわざiTerm2をインストールする必要があるのか?
→iTerm2はデフォルトのターミナルに比べ
・機能が充実
・細かい機能の調整(カスタマイズ)が可能
・デザイン性が高く(見た目がキレイ)、自分の好きなデザインに調整できる
・ショートカットのキーの割り当てを自分好みにできる
など様々な機能を自分好みに構築することができるのである。
###インストール方法
今回はデフォルトのターミナルからHomebrewを使用してインストールを行いました
$brew install iterm2
インストールに成功すると
🍺iterm2 was successfully installed!
と表示されます
成功したのかを実際に確認したい場合は
$ brew search iterm2 --cask
==> Exact match
iterm2
で確認することができます
##zshについて
シェルにはsh,csh,bashなど様々な種類のシェルが存在するが
Macではzshを使用することが可能
→そのため私もzshを使用することにしました
zshの特徴は充実した機能面にあります
###zshの特徴
その特徴として
・比較的新しいシェル
・bashなど他のシェルの機能を積極的に取り入れている
・独自の拡張機能が加えられている
など他のシェルに比べ機能面で優れている
→機能を使いこなすことで作業の効率化を図ることができる
###Oh My Zshの導入
私は汎用性の高さなどの観点からzshのフレームワークであるOh My Zshを導入しました。
導入方法についてはOh My ZshのREADME.mdを参考にしながら
Homebrewを使用して行いました。
それでは具体的な方法について説明していきます
####①zsh,curl,gitが導入されているかの確認
まずは現在使っているパソコンにzsh,curl,gitが導入されているかを確認します
確認方法と致しましては
$zsh --version
zsh 5.8
$curl --version
curl 7.64.
$git --version
git version 2.33.0
で確認を行い
このような表記が出てきたらすでに導入されている証です。
もし導入されていない場合は
$brew install 導入したいものの名前
で導入を行います
②インストール
今回はターミナル内にcurlが導入されているのでそれを用いた導入方法により行っていきたいと思います。
こちらのコードをターミナルに記述します
$sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh)"
そうすることでインストールを行うことができます
###導入後について
導入後は自分の好みのプラグインやテーマをインストールして自分好みにカスタマイズすることができます。私はテーマとして速度性、柔軟性の観点からPowerlevel10kをインストールしました。
##Powerlevel10kについて
ここではPowerlevel10kについてお話ししていきたいと思います。
###Powerlevel10kとは
Zshには様々な機能を付与してくれるプラグインだけでなく、見た目を変えてくれるテーマという設定ファイル群が存在しています。(Zshが機能面で優れているという特徴が顕著に出ています)
その一つにPowerlevel10kがあります。
###Powerlevel10kの特徴
Powerlevel10kは処理のスピードや柔軟性などに重点を置いています。
なのでそれらの機能を求める方にはとてもお勧めです。
###Powerlevel10kの導入
こちらも導入方法についてはGitHub上でPowerlevel10kのREADME.mdを参考にしながら
Homebrewを使用して行いました。
それでは説明していきたいと思います。
まずはターミナル上に以下のコードを記述します。
$brew install romkatv/powerlevel10k/powerlevel10k
$echo "source $(brew --prefix)/opt/powerlevel10k/powerlevel10k.zsh-theme" >>~/.zshrc
下のecho~は $(brew --prefix)/opt/powerlevel10k/powerlevel10k.zsh-theme"を
実行するコードを~/.zshrc(実行ファイル)を追記して下さいという意味を示します。
その後はあなた好みのデザインや機能性についてy/n(Yes or No)で質問されますので
実際に見ながらあなた好みに設定してみて下さい。
また詳しい詳細については上にあげたGitHubのREADMEに記載されておりますのでぜひ参考にしてみて下さい。