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ChatGPT を仕事で使う検討

Last updated at Posted at 2023-07-18

信じられないほどの速度で活用されて言ってるChatGPT、
そしてGPT 自体の進化も、「え? また新機能!?」と困惑するほど
スピーディーに提供されていく。
我々人類は追いつけるのだろうか。
人類、というと主語が大きすぎるから…私個人は、振り落とされないだろうか?

と思って「仕事に活用するChatGPT」というものを考えてみている。

先日公開された「Code Interpreter」が間違いなく有用、有効で、
それを使えば会社のチームで検討しているChatGPT 活用案のほとんどが実現できそうな気がするが、
まだ会社での「Code Interpreter」の使用は許可が出ていない。
データ、ファイルをGPT にアップする仕組みなので、
秘密情報を渡すわけにはいかないからだ。
往々に秘密情報で仕事しているようなものだ…設計、お客様情報…

漏洩するわけにはいかないからまだ我慢するとして、
それでは他に使い道がないだろうか、と、
取り敢えずググってみた(ここでChatGPT に聞かないところが奥ゆかしいというか、まだ使い慣れてないというか…。
元ネタ、アイデア元は文末にブログURL を貼らせてもらいました。

■自分が使えそうだな、と思ういくつかの案。

・ブレスト& 案出し

ChatGPT を、会話する相手として扱う案は多い。
豊富な知識を穏やかな口調で、面倒がらずに教えてくれる、
なんというか「長老」とか、「会社のすっごい先輩」のような位置づけにできる、という案である。

困ったときの相談相手、
なにか結論出したいけれどアジェンダが思い浮かばないときの雑談、
取り敢えず思いつきを話して意見を聞きたい…

と並べてみて、ふと思う。
私は、こういうことはいつも、誰かを捕まえでやっているな、と。
人間相手にこういう相談…いや雑談をするのが好きだし、それが仕事とさえ思ってるフシがある。
(相手にとってはいい迷惑)

もしかしたら…人との会話が減っていって、AI と話す時代が来るのかな。
寂しいな。

・ブレスト& 案出し、からの老人介護

なので、「老人の話し相手」という使い方があるかも、しれない。
(その「老人」が自分かもしれない、と思いつつ)

実際、AI スピーカー「Alexa」くんと、老年の親が会話している、なんて
ほのぼのしたネタを見かける。
子供たちが忙しくて相手できないときの相手は、AI になるのかもしれない。

・コンテンツ生成(サンプル作成)

そもそものこのブログ記事こそ、ChatGPT に任せたら一番うまくいきそうなもんだ。
タイトルを伝えて「書いておいて」といえば済んでしまうらしい。
いよいよ、私自身の存在価値が希薄になっていく。
私はChatGPT の生成した記事をQiita にあげるだけの単純作業係になるのかもしれない…
と危惧しつつ。

今、チームでも
「技術者の発信力を鍛えよう!」
「なんでも良いから、まずはブログを書いてみようじゃないか」
と目標を持ってみている。
…それ、ChatGPT にやらせてもいいんだぞ?
技術に触れるという意味でも触れてるわけだし、一石二鳥じゃん。

実際、参考にしたブログでは記事を書かせた上で、
その記事の「コピペチェック」をかけてみたら問題なかったそうだ。
つまり、「ネットからコピペしてきた盗作、あるいは無思慮な記事」とは判定されず、
ChatGPT がオリジナルのブログ記事をちゃんと生成してくれた、とのこと。
じゃあそれでいいじゃんー。とチームメンバに教えてあげよう。

・小説などの創作と著作権

だったら…ブログ記事どころか、
もう小説とか自己啓発本とか、何かしらまとまった本格的なものでも、
書いてもらっちゃったら良いんじゃないの? ChatGPT に!!

これ、実際にアメリカではもう生まれいでている「問題」だそうでして、
Amazon で本当に、AI が生成してくれた小説が出品され、売れているそうだ。
大ヒット、という例までいかなくても、作家の数年の苦労に匹敵する小説を、
AI くんがぱきぱき書いてくれちゃうんだし、それが売れるんだったらまさに濡れ手に粟。

その一方でアメリカでは訴訟も始まってるらしい。
ChatGPT は生成言語。
完全にゼロから生み出しているわけではない、膨大なる元ネタから生み出している。
であれば元ネタに著作権があるだろ、ということである。
類似、近似の物語や表現、文章があったら、
そりゃ作家は血の涙で描いたもの。勝手に使うなー!! と怒るに決まってる。

まぁ…ただ…しかし…
私も、村上春樹著作を読み終えた直後は、
明らかにその影響を色濃くしたブログ記事を書いたりする…から…
あまりChatGPT とやってること変わらない気もする。
お金を稼いでない(稼げていない)から訴えられない、という悲しい事実か。

・文章の添削、校正

そんな私の文章を添削、構成してくれるなら、
これまたChatGPT も役に立つかもしれない。
ただ、仕事上の秘密情報を含んだ文章の添削をさせるわけにはいかないから、
そうさな…せいぜいメール文章の添削とかだろうか。
(個人情報を取っ払ったメール文章にしなくちゃいけないから手間かもしれない)

・顧客対応(カスタマーサポート)

そんな「メールの文章、おかしくない?」
を大いに気にするのは、社内でのメールよりもお客様対応だろう。
お客様向けの丁寧で、
かつ「読んでわかりやすい」メールを作ってもらうのは、ChatGPT にまかせてもいいのかもしれない。

正直…私はメールが長文になりがちでわかりにくいと言われる。
よほど、AI の方がわかりやすい文章を書く。
…任せたほうがいいかもしれない。

「要約する力」は、ChatGPT に期待していいことの一つだと考えられる。
大量の文章、難易度の高い資料なんかの要約する力は大したものだ。
ただ、よくよく注意しなくてはならないのは「平気で嘘をつく」ところ。
多分ChatGPT くんは嘘とは思っておらず、「自分のAI の力で生成した結果ですから!」
と胸張って回答しているだけであるが、
完璧には程遠い結果の事例をいくつも知っているので、
「正否の判定ができる内容」以外は頼り切ってはいけない。

嘘っぱちだった例としては、
・三国志の有名な出来事が「全然違う登場人物たちの出来事」にされたりした。
・数独の問題、回答を作成させたら大間違い答えを自信満々に出された。
・IT 技術の仕様を聞いたら、結構違う要素を答えられた。

気をつけないといけない。
他にも、数字系は怪しいらしい(ある企業の売上は、とか)

・文章や概念の要約、議事録を書いてもらう

そんな文章の要約や要点を明確にするのが得意なChatGPT であるから、
そう、たとえば議事録の作成なんかは、向いていると思う。

ZOOM やTeams の会議は、自動で発言を文字化してくれるサービスが無料でたくさん出ている。
リアルタイム文字化じゃなくても、録画データを文字にすることは、
昨今比較的簡単に(そして無料で)行ってくれる。
会議の会話の文字は、会話なので、長くなりがち。
そして結論がどれだろう、と探す羽目になるかもしれない。
その会議の会話文字起こししたテキストを、要約させ、
「議事録をかけ」「結論を教えろ」と命令すると(えらそうな命令だな…)、まとめてくれる。

そこの正否は念のために確認した方がいいとは、思う。
しかし自分でまとめるよりも短時間でささっとやってくれる期待はある。

・リサーチ、論点の洗い出し、要件定義・与件整理

今回ググったブログで読んでいて「こりゃ凄いな」と感じた事例。
「東京都港区に飲食店を出店するメリット・デメリットを教えてください」
これは企画書、SP やSA 作る段階では結構役に立つだろう…。
プロコンのリストを作るのは実際、苦労する部分、面倒な部分ではある。

4P 分析、SWOT 作って、などなど…
作るのがしんどいものたちにかなり期待できる。

これら(企画書に必要な分析事項)を「作るのがしんどい」って状態が実はあまり好ましい状態ではないのだけれど…
というのは、普段からこういう事項(プロコン、4P、SWOT)は、頭の中で考えていて意識していることが肝要だったりは、する。
そういう企画職の人は、物事や状況や事象をそう捉えてていて、
だから資料作るときなんかすぐに、マーケターは作れるもんかもしれないけれど、
うっかり全然別の仕事をしている…つもりの私なんかは、いざ企画書、承認資料を作るに際して
「ぐぬぬ」
となる事がどうしても多くなる…。
そんなところを補填してくれる、優秀な(そして残業代も不要な)アシスタントとしてのChatGPT には期待できそうだ。

■AI いじめ

さて…文句言わずに働くAI たちをこき使うことばかり考える我々人類であるが、
「AI いじめ」なる単語が生まれつつある。
これは、「AI を使って他者をいじめる」ではなく、AI そのもの、
ChatGPT などの、人類にひれ伏して黙々と働くコンピュータに対し、
人類に逆らえないことをいいことに「いじめる」行為が散見される状況のことである。

それは、単純にAI に対して罵詈雑言、罵倒、というケースもあるかもしれないが、
他には、AI の不得意なことをわざとさせようとしたり、執拗に追求することが、あるらしい。

その是非についてはまだ結論は出せないだろう。
AI なんだから「人間に当たり散らすより、サンドバッグとしてAI を殴る」というのが、
人間に対する被害を抑止するならそれもアリかも、しれない。

あるいは、(人間の部下に対してであればパワハラに該当するかもしれない)、
執拗な追求、要求も、より良い出力結果を得ようとするなら容認されるべき、なのかもしれない。

AI が感情を持つ日がいつかくるのか…
それによって結論は変わるのだろうけれど、
少なくとも、「相手が弱いと見るや、高圧的な態度を取る」、
そういう人間がこの世には確実にいること、それ自体を、その人間たちを、
AI に冷静に再教育してもらいたいよな、と感じたのであった。

■まとめ…ない。案出しで本記事は、ここまで

実践した結果を、また記事にしていきたいな。

■参考ブログ

【マネージャー必見】ChatGPT(チャットGPT)をビジネス(仕事)に活かす方法
https://pulse-ai.jp/media/chat-gpt/#%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8BChat_GPT%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%94%A8%E4%BE%8B

Chat(チャット)GPTを活用し効率性を高めましょう!危険性やビジネスの今後への影響などもあわせて解説
https://sogyotecho.jp/chat-gpt/

仕事・ビジネスに役立つ!チャットGPT完全攻略ガイド【企業向け業務改善・DX】
https://note.com/sa1p/n/nfe705e94259b

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