ブルーレイを作る、ということ
ブルーレイを作る、というのはどういうアクション、成果物かというと、
「ブルーレイプレイヤー(PS4 とか)で再生できるオーディオディスク」
あるいは
「大容量であるブルーレイにデータとしてファイルを焼く」
の二種類が、ある。
これの前者作業が、強烈に難しく、めんどくさい。
DVD がこの世に生まれた当初もわりと似たようなものだったのだけれど、
プレイヤーで再生する、データディスクではない、CD、DVD、ブルーレイというものは、
(多分オーディオディスクと呼ぶのが、区別つくかなと思うのでそう呼ぶが)、
作成になかなかの手間暇がかかり、
それゆえ有料ソフトが乱立するもの、であった。
CD を作るときも、昔は苦労した…。
(バンド時代、お客さんに配るためのCD 作成。「ファイナライズ」とかよくわからん工程があったなぁ)
DVD だって、今も簡単とは言わん、
たとえばiPhone で撮影した我が子のかわゆさ満点の動画を、
田舎のじいちゃんばあちゃんに見せてやる際に…
まぁもちろん、
「YouTube で共有すれば?」
「Google フォトがあるでしょ?」
「てかLINE で送ればいいじゃん」
というのはその通りなのだが、DVD で渡そうと思ったとき、
動画データである「mp4」「mov」「wav」ファイルを、
DVD プレイヤーで再生できるオーディオディスクの形式にして焼くには、
そこそこの苦労がある。
まぁ、とはいえ、昨今DVD は作りやすい。
様々な動画再生ソフトや、動画編集ソフトで、動画を並べてISO イメージを作るのは、できる。
しかし私のような素人がつくると、iPhone で撮った高画質4K 動画、を、
DVD でオーディオディスクにすると、解像度がめちゃくちゃ悪くなって全然綺麗じゃなくなる。
…なぜか(不明)。
で、あるので、ブルーレイに4K だかフルハイビジョンだか、
とにかく高画質映像を焼いて田舎のばあちゃんとかに届けてやりたいのだが、
…とにかく作るのが難しすぎるのである…
MP4 からオーディオディスクを作るまでに4つほどソフトを使う
ここの部分についての詳述は避け、「ググってくれ!」となる。
私のこの記事の肝心なところ…のような気もするのだが、
人様のブログで学んだ知識。
しかもそちらのブログで、実に全4回にも分けて解説される、
「非常に難易度の高い」「読み応えのある」内容であった。
MP4 のファイルをブルーレイの(データディスクではない)オーディオディスク用の形式「BDAV」にするのであるが…その生成と、ディスクを焼くまでに4つものソフトをインストールして使うこととなった。
MP4 ファイルをデータとしてブルーレイディスクに焼くのであれば、それは一瞬のことである。
しかし私はPS4、PS5、
つまりはブルーレイプレイヤーで再生したいので、苦労することになった。
…むしろPS5 たちがMP4 再生に対応しててくれれば話は早いんだけれどなぁ…何かが違うんだろうなぁ…。
「MP4 からオーディオディスクのブルーレイを焼く」方法を解説してくれてるブログは、
(私のこのQiita アカウントが会社と紐づいちゃってるので)
(気にすることでも無いかもしれないけれど)
リンクを掲載するのは控えておいて、
こちらのキーワードで検索してはいかがか、と投げかけておく。
「フリーソフトだけで作るBlu-ray 第3回:BDAVの作成 Part.1」
このブログで学び、以下の手順を行った。
- MediaInfo をインストールしてMP4 ファイルの情報を確認する(今思えば不要だったかもしれない)
- MP4 形式をm2ts 形式にする → tsMuxer GUI というソフトを使う。MP4 ファイルの読み込みに時間がかかる。プログレスバーが100% にならない。
- BDAV 形式としてフォルダ構成に、ブルーレイ映像形式を作成する。MAkeBDAV というソフト。なんか本家がきえてるらしい。拍子抜けするほど作成処理早い。
- BDAV フォルダをブルーレイディスクに焼く。ImgBurn というソフトで行う。
果たして、ブルーレイディスクは出来上がった、のだが…
いざPS5 で再生してみると…
(PS5 を所持している自慢)
音が再生されない問題(未解決)
途方に暮れたものである。
今回ブルーレイに焼いたMP4 ファイルは2種類。
「可愛い孫の動画を祖父母へ送る」かのように、上の方では目的を誤認させたかもしれないが、
実際に行ったのは、
「還暦を過ぎたおっさんたちと女子高生バンド「けいおん!」のコピーをライブハウスで演奏した」
動画、2種類である。
カメラワークの異なる2種類の動画。…いるのか、この老人バンドにカメラワークアレンジバージョンの動画が…
まぁそれはさておき、2種類の動画を、オーディオディスクに焼いて、PS5 で再生してみた。
すると、まぁ、なんてことでしょう??
片方の動画はちゃんと映像、音声とも綺麗に再生されたのだが、
もう一方は音声が全く再生されない。
焼き直してみたり、焼き方を替えてみたり、
わからないなりにあれこれやってみてもちっとも解決しない。
PS4 でも再生されない。だからPS5 の不具合、というわけでもない。
ちなみにPS5 は普通の人間の感覚だと、ディスクの裏表を逆に入れてしまう形をしている。
そこは気をつけよう(昔SONY に問い合わせて恥をかいた)。
何度も焼き直しながら、PlayStation での再生を試みる。
…この時に、「BD-RW」、リライトできるディスクで良かったなぁ、と思った。
何度も焼き直した。
しかし状況は変わらず。
そこで、(ここがこのブログ記事のメイン)、
ChatGPT に相談した。
「なぜだ!」と。
「PlayStation でブルーレイを再生したが、音が出ない。なぜか。助けて」
そう。私はChatGPT を使いこなしていき、「AI おじさんのQIITA ブログにしてやろう」と、
このQiita の場で記事を書く野望を持っていたのだ。
ChatGPT に相談しなくては、ブログにならない。記事にならない。会社にも書くって言っちゃったんだ。
ChatGPT 曰く。
「PlayStation の対応しているオーディオサンプリングレートは48kHz です…」
などなど、色々小難しいことや仕様を返答してくれたのだが、
ん?
オーディオサンプリングレート? なんだそれは?
そんなもの気にしたこともなかったが、ChatGPT に聞いてみると、
一般的に音声ファイルは「45.1」、映像(動画)は「48」だそうである。
まさしくずばり。
PlayStation で音声が聞こえない方の映像は「45.1」とPS5 画面でも表示された。
…そのサンプリングレートがわかるなら再生してくれてもいいじゃん、PS5 !!
と凄く思ったけれども、非対応だから音がならない、という非常にシンプルな答えにたどりつくことができた。
ありがとうChatGPT
しかし…ここからが「未解決」である。
オーディオサンプリングレートの変更方法がわからないのである…。
※ Handbreake なるアプリで変更に挑戦しているのだが、映像が乱れたりでうまく行かず途方に暮れており、その答えはまだChatGPT にもらえていないのであった…