無線LAN パケットのキャプチャについてまとめてみます。
AirPcapやOmniPeekなど購入すれば観測可能ですが、できる限りコストを抑えたい方向けです。
AirPcapでは11n Aggregationや11ac対応が困難だということで、そちらも調査。
iOS、Androidなどでもパケットがとれますが、色々な方法を用意しておくのは基本と言うことで。
Macなら手軽に11n Aggregationパケットがキャプチャできますがリアルタイム観測が難しい。
- 用意するモノ
- PC
- USB 無線LAN アダプタ
- Wireshark
- USB延長ケーブル
- モバイル端末
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PC設定準備
PCはLinuxの両方あると捗ります。LinuxはVMでも可
まずはLinuxに無線LANアダプタを認識させるところから。 -
USB無線LAN アダプタ
試したモノ
- Netgear A6210(MeditaTek MT7662u)
- Buffalo DM-U2-433D(Realtek RT8811)
- TP-LINK T2UH(MediaTek MT7610u)
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Wireshark
Versionは1系でも2系でもOK。2系の方が無線LANツールバーが使いやすいかも。
ツールバー設定
Column設定 -
観測物の間にアダプタを配置しましょう
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iOS、Androidなど色々
Nexus7、SHT22は11nには対応しているものの、Aggregationには未対応 -
観測開始