#元ネタ
http://mobilelaby.com/blog-entry-flame-japanese-input-app-iwnn.html
https://github.com/mozilla-japan/iwnn-ime-sample
詳細な手順は元ネタのページヘ
しかし、MacとWindowsに偏っているのでそのままの手順では目的は達成できない。
#前提
- Firefoxの開発者ツールを使うため最新版が入っていること。(この時点でv33.0)
- FirefoxOSの端末Flameがあること。多分OSのアップデート以降は他の端末も同じはず。
- Android SDKがUbuntuに入っていてadbコマンドのパスが通っていること。
#手順
##ダウンロード
以下のファイルをダウンロードしてどこか(以下~/firefoxosとする)にまとめておく。ダウンロードはFirefox経由で行う。
- Firefox OS を開発元が提供する最新の ベースイメージ (v188版) を取得
http://cds.w5v8t3u9.hwcdn.net/v188.zip - iWnn IME for Firefox OS 試用版をzipアーカイブ取得からダウンロード
https://github.com/mozilla-japan/iwnn-ime-sample - nightlyビルドを取得
http://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/b2g/nightly/latest-mozilla-b2g32_v2_0-flame-kk/ -
- 取得するファイルはb2g-32.0.en-US.android-arm.tar.gzとgaia.zip
-
- 現時点での最新版
- shallow_flash.sh スクリプトを取得(Rawボタンから名前をつけて保存)
https://github.com/Mozilla-TWQA/B2G-flash-tool/blob/master/shallow_flash.sh
##ベースイメージ (v188版)の反映
v188.zipを解凍する。
cd firefoxos
unzip v118.zip
cd 188
ここでflash.shを実行する。ubuntuのdashでは動かないし権限振るのも面倒なので
bash ./flash.sh
ここは簡単に済む。
もし、デバイスがerror: device not foundなどと出る場合は、設定画面→開発者モード→ADB有効としてから再度USBをつなぐと認識してくれる。
###終わったらFlameの開発者モードをONにする。
- Englishを選択後、OKOKでメニュー画面まで行けるように初期セットアップを済ます。
- Settings→Device information→More Information→一番したまで行って→Developer MenuのチェックボックスをONにする。
- Settingsまで戻り、Developer→Debugging via USBをADB and DevToolsに設定する。
##Nightlyビルドへ更新
- Flameが寝ていたら起こしてロックを解除する。
- 以下のコマンドをながす。
cd ~/fierfoxos
./shallow_flash.sh -ggaia.zip -Gb2g-32.0.en-US.android-arm.tar.gz
※-gと-Gのオプションの後にスペースを入れてはいけない。
###終わったら日本語で初期セットアップを行う。
これ以後OSのアップデートは無いので普段使うつもりでセットアップする。
- 日本語が言語選択できるので、日本語を選ぶ。
- タイムゾーンなどあわせて初期セットアップを完了させる。心持ち画像が綺麗になった。
- 開発者ツールをONにする。環境設定→端末情報→その他の情報→開発者メニューのチェックボックスをONにする。
- 開発者メニューからADBと開発ツールを有効にする。環境設定→開発者→USB経由のデバッグ
##iWnnServerをインストールする
ディレクトリに戻って、解凍、解凍してできてディレクトリに入る。
cd ~/fierfoxos
unzip iwnn-ime-sample-master.zip
cd iwnn-ime-sample-master
ここでこのままでは動かないinstall.shの編集を行う。
nano install.sh
9行目の$(pwd)/
を削除する。(同梱のadbは動かないためAndroidSDKのadbを用いる。)
98,99行目のMac用をコメントアウトしLinux用の96行目をコメント解除する。
実行する。
bash ./install.sh
この際Flameが寝ていたらロック解除する。
再起動したらWnnServerインストールは終了。
##iWnn IME キーボードのインストール
###FirefoxのWebIDEを有効化する。
- Firefoxのアドレスバーにabout:configを打ち込みdevtools.webide.enabledの項目をtrueにする。
- Firefoxのメニューからツール→Web開発→WebIDEを選択するとWebIDEが開く。
- 左上のSelect Runtimeを押すと、現在刺さっているデバイス情報がデバイス情報がUSB DEVICEに出現する。なにか出ていなければFlameを接続し直す。あと一度繋いだ後切り離した場合はFirefoxの再起動を行うとつながる。
- この行を押すとFlame側に「リモートデバッグの接続許可を求められています。接続を許可しますか?」と出るので許可する。
###iWnn IME キーボードパッケージアプリのインストール
- OpenApp→Open Package Appよりiwnn-ime-sample-master/keyboard-iwnnを開く。
- 再生マークのinstall and run ボタンを押す。
- 「iWnn IMEのインストールが完了しました」とFlameに出るのでセットアップを押す。
- キーボードを追加で日本語にチェック、確認を押すと日本語入力が可能に成る。
おしまい。
##使用感
- まあ速度はWebアプリそのものなので若干遅い気もするがフルキーボードは速い。
- 日本語キーボードへの切り替えに一瞬キーボードが真っ黒に成るのが残念。
- nyuが「にゅ」ではなく「んゆ」なのが辛い・・・