初めに
Magento2の(テスト用)サイトをGoogle Cloud Compute Engineに構築しています。Magentoはいくつかのタイミングでメールを送信するため、Compute Engine上でメール送信できるようにしてあげます。
参考:Googleによる説明
SendGridの登録
基本的にGoogleの手順通り行えばいいのですが、引っかかったのが下図の部分(「SendGridメールサービスに登録します」)。登録へのURLは下図マークしてある部分となります。
この画面に遷移します。「プロバイダで管理」をクリックします。
"Setting"->API Keys"
"Create API Key"をクリックします。
とりあえず"Full Access"を選択しておきました。
この画面で表示されている(墨塗の部分)APIキーはここでしか確認できないので必ず記録しておきます。
postfix
ガイドにある通り、Local onlyを選択します。
/etc/postfix/main.cf
ガイド通りに行う+以下の行を変更する必要があります。myhostname
をGoogle cloud compute engine上のDNS名に変更します。
そのあとでSendGrid側ドメイン認証の設定方法通りに、Google Domains上のDNS情報を書き換えます。墨塗が多いですが、こんな感じの画面が出てくるので、それをGoogld Domains上にコピーしていきます。
SendGrid(Sender Authentication)
Sender Authenticationを実施します(僕の場合はDomain Authentication、Single Sender Verificationの両方を実施しないとうまくメールが送信できませんでした)。
これでメールの送信ができるようになるはず、です。
自分宛のメール
上記の設定を行ったcompute engine に対してメールを送信する可能性がある場合は/etc/postfix/mail.cfのmydestination=
を空欄にする必要があります。詳しくはこちらの記事を参照してください。