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AWSのEC2でパルワールドのサーバを立ててみたときの備忘録

Last updated at Posted at 2024-01-28

EC2でパルワールドのサーバを立て遊んだときの備忘録的なやつです
2024/01/26の夜に始めたところなのでなにかあれば随時書き込んで行こうと思います。

インスタンスのスペック

項目 内容
インスタンスタイプ m7i.large → m7i.xlarge ※2
OS Amazon Linux 2※1
vCPU 2
メモリ 8GB → 16GB ※2
ストレージ 50GB

※1 Amazon Linux 2023を使おうと思ったのですが、パルワールドのサーバを立てるために利用するsteamcmdが32bit版しかなく、Amazon Linux 2023だと32bit版のgcc libとかを入れるのがめんどくさかったのでAmazon Linux2を使いました。
※2 拠点数2合計放逐パル30になったぐらいで8GBだとまともに動かなくなったので、
マシンパワーをあげました。こういうのすぐあげられるところがクラウドのいいところですね。

設定ファイル

パルワールドの経験値増加量とか設定できるファイルがあります。
サーバ作りたてのときは設定ファイルそのものがないので以下のコマンドでまずはテンプレートをコピーする必要があります。
(サーバによってパスが違うかもなので適宜読み替えてください)

cp -pf /home/steam/Steam/steamapps/common/PalServer/DefaultPalWorldSettings.ini /home/steam/Steam/steamapps/common/PalServer/Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.ini

バックアップ

SaveGamesフォルダをバックアップしておけば各プレイヤーのレベルとか手持ちのパルとか拠点の状態とかは復旧できるっぽい。
しかし以下の情報はリセットされるためなにか他にバックアップする必要のあるファイルがありそう。

  • ファストトラベルの登録フラグ
  • マップの開放度合い
  • チュートリアルの進行度

復旧に使ってるコマンドは以下の通り。
cronで「/home/steam/Steam/backup」にデータをバックしているので下記のコマンドで戻している。

cp -r /home/steam/Steam/backup/SaveGames/0/<サーバのID?>/*  /home/steam/Steam/steamapps/common/PalServer/Pal/Saved/SaveGames/0/<サーバのID?>

参考にしたサイト

パルサーバの建て方

基本はテックガイドを参照すればできました。

SteamCMDを入れる方法は以下を参照

SWAP領域の追加

公式が推奨するサーバのメモリは16GBなので8GBだとかなり心もとないです。
というか4人ぐらいで遊び始めると3時間おきぐらいにOut of Memoryでクラッシュすることがありました。
もちろんメモリを増設(EC2だとインスタンスタイプの変更)してもよかったのですがお金をケチろうと思い今回はswapを入れて対応してみました。

拠点が2個になったあたりでスワップあっても8GBだとすぐにクラッシュするようになってしまったので、
マシンパワーをあげました。
とはいえスワップ領域は設定しておくにこしたことはないので下記を参考にしてスワップ領域を設定しておいたほうが無難です。

とりあえず参考にした下記のサイトでは1GBの追加ですがひとまず10GBのswap領域を設定してみました。
追加した後は今のところOut of Memoryではダウンしていないため有効な設定のようです。

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