この記事の目的
GoogleAppScriptで簡単にロギングできるようになる。
この記事の想定読者
GoogleAppScriptでセルから入力した値をgetできるぐらいのレベルの読者を想定しています。その上で以下のようなことをしたい人です。
- GoogleAppScriptで
Logger.log
でのデバッグを卒業したい人 - イベント発火で関数を起動しているため、あとで処理を確認するためにロギングしておきたい人
BetterLogとは
With one line of code, BetterLog extends the native apps script Logger and gives you automatic additional features like logging to a spreadsheet and more.
(翻訳)一行のコードで、BetterLogは、native app script(この場合はGoogleAppScriptと置き換えて)のLoggerクラスを拡張して、そしてスプレッドシートに対してロギングのような自動的に追加する特徴を与えます。
このようなイメージの通りに、シートにログを吐き続けてくれます。
BetterLogを導入する
まずライブラリを追加します。
スクリプトエディタで リソース > ライブラリ
でライブラリモーダルを開いて、 ライブラリを追加
フォームに
MYB7yzedMbnJaMKECt6Sm7FLDhaBgl_dE
を入力して BetterLog
を追加します。バージョンは最新を使いましょう。この記事の時点では 27
でした。
function myFunction() {
// BetterLogを使うため、スプレッドシートを指定する。
Logger = BetterLog.useSpreadsheet('スプレッドシートID');
// ログで確認できるとともに、スプレッドシートにもログが吐かれる。
Logger.log("Hello, World");
}
このコードを実行することで、 Log
というシートが作成され、そこに Hello, World
とロギングされます。