はじめに
こんにちは！2024年4月に機械学習エンジニアとして新卒入社したRyuです！
今回は僕が4月〜8月にかけて読んだ本を紹介しようと思います。
「機械学習エンジニアが」読んだ本とタイトルにありますが、業務上必要な書籍やマインド系の書籍もあり、必ずしも機械学習エンジニア向けの書籍ではないのでご了承ください。
また、本記事は僕が先輩や上司の方、ネット記事を参考にして購入した書籍の紹介であり、PRではない点にご注意ください。
それではさっそく紹介していきます！
読んだ本
現場で役立つシステム設計の原則 ~変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法
こちらはシステム設計に関する書籍です。
チームの先輩におすすめされて購入し、現在でも設計や実装時に大変役立っています。
クラス設計の際の考え方や可読性の高い実装方法など、業務プログラミングを行ったことのない新人にはかなりおすすめの１冊となっています。
特に「複雑さを閉じ込める」という節では複雑なロジックを他の関数に閉じ込め、いかにメイン関数の可読性を上げ、変更箇所を減らすかという点について説明されており、業務プログラミングに必須な知識が学べました。
検索システム 実務者のための開発改善ガイドブック
こちらは検索システムの入門本です。
僕の部署が検索システムを扱っている部署のため、輪読会用に購入しました。
かなり丁寧に検索システムについて解説しており、検索システムのためのアルゴリズムやUI面、評価についても体系的に学ぶことができる良書です。
検索に興味がある初学者の方にはおすすめかもしれません。
第1章 イントロダクション
第2章 検索エンジンのしくみ
第3章 テキスト解析
第4章 ポスティングリストの走査とランキングのアルゴリズム
第5章 検索エンジンへのデータ登録
第6章 検索インターフェースと検索クエリの処理
第7章 よい検索とは
第8章 検索システムプロジェクトの始め方
第9章 検索システムの評価と課題の発見
第10章 クエリ提案とドメイン理解の支援
第11章 検索を成功させるための支援
第12章 検索結果のランキング
エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド
こちらは技術書というよりかはマインド系、マネジメント系の書籍になります。
社内でマネジメントに興味があるという話をしたところ、先輩におすすめされて購入しました。
エンジニアに特化したマネジメント術やテックリードの心構えなどが紹介されており、そもそもテックリードについて知らなかった自分にとって非常に有益な情報が詰まっていました。
マネージャー職を目指す方以外にも、マネジメントされる側の心構えについても学べるため、新卒社員は読んでおくといいかもしれません。
読み手につたわる文章 - テクニカルライティング
こちらは技術書典という技術書のコミケのようなイベントに参加して購入した本になります。
イベントは終了してしまいましたが、上記URLにある別サイトのリンクから現在でも購入することができます。
イベント当初はかなり話題になっていた本で、僕も同期や上司におすすめしまくっていました（笑）
その文書は誰に向けているのか、人の時間を奪っていないかなど一般的な文章術からそうでないものまで丁寧に言語化されており、読みやすかったです。
現在でもこの本で学んだライティング術を使ってミーティング資料などを作成していますが、簡潔でわかりやすいという評価をいただけています。
本自体も薄い分、値段も1000円とお手軽なので、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
データ分析に必須の知識・考え方 統計学入門 仮説検定から統計モデリングまで重要トピックを完全網羅
こちらは統計学についてわかりやすいイラストを交えながら学べる入門書になります。
統計学は大学できちんと学んでいないこともあって、業務中に何度も調べて確認することが多く、体系的に学びたいというのが購入の動機です。
数学系の参考書にありがちな硬派な説明ではなく、イラストを使って現実世界の問題に落とし込んだわかりやすい説明をしてくれるのが特徴です。
数式だけの教科書が苦手、現実世界にどう役に立つのか意識できないといった方におすすめな本だと思います。
徹底攻略 Google Cloud認定資格 Associate Cloud Engineer教科書
Google Cloudの認定資格であるAssociate Cloud Engineerを取得するための参考書として購入しました。
Google Cloudの各サービスについての解説があり、その後に演習問題がそれぞれ用意されている構成になっています。
また、本書の公式サイトで模擬試験のPDFが手に入るため、実際に試験を受ける前の準備もばっちりできます。
ちなみに筆者はこの本を読破してAssociate Cloud Engineer認定試験に合格することができました！
ただ、実際の試験は本書の模擬試験よりも少し複雑な設問が多いため、模擬試験を解くだけでなく、各Google Cloudサービスの特徴を理解しておく必要があると思いました。
おわりに
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