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【WordPress対応】animate.cssとwow.jsで簡単にスクロール連動のアニメーションを実装する方法

Last updated at Posted at 2023-01-03

結論から

下記をコピペして、簡単にアニメーションを実装することができます。
WordPressを使用する場合はカスタムHTMLブロックをしようして記述することができます。

解説は次節から行っていきます。

.html
<head>
    <link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/animate.css/3.5.2/animate.min.css">

    <script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/wow/1.1.2/wow.min.js"></script>
    <script>new WOW().init();</script>
</head>

<!--テキストをfadeInで表示-->
<p class="wow animated fadeIn" data-wow-duration="2s">このテキストがfadeInで表示されます</p>

<!--リンクをflashで表示-->
<a href="#" class="wow animated flash">このリンクがflashで表示されます</a>

animate.cssをCDNから参照

animate.css には、100近くのアニメーションが用意されています。
CDN(Content Delivery Network)を利用することで、ファイルをダウンロードせずにネット経由で使うことができます。HTMLのヘッダーに以下のコードを書きましょう。(バージョンはこちらからチェック:https://cdnjs.com/libraries/animate.css)

.html
<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/animate.css/3.5.2/animate.min.css">

wow.jsをCDNから参照

wow.js を使う理由は、cssだけではスクロール判定ができないからです。
HTMLのヘッダーに以下のコードを書きましょう。(バージョンはこちらからチェック:https://cdnjs.com/libraries/wow)

.html
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/wow/1.1.2/wow.min.js"></script>

インスタンス生成も忘れずに書きます。

.html
<script>new WOW().init();</script>

animate.cssの色々なアニメーションの使い方

animate.css からアニメーション名をクリックするすることで、アニメーションを確認することができます。また、横のコピーマークからそのアニメーションのクラス名をコピーすることができます。

animate

コピーしたアニメーションを使うには要素のクラスにanimated使いたいアニメーションのクラス名の2つを記述します。

.html
<!--テキストをfadeInで表示-->
<p class="animated fadeIn">このテキストがfadeInで表示されます</p>

animate.cssのバージョンについて

今回は、Ver.3の記述方法を紹介しましたが、animate.cssにはVer.3とVer.4があり、それぞれ使い方が少し異なります。下記の表のようにVer.4では全てのクラス名にanimate__がつきますので注意してください。

バージョンによる記述方法の違い
Ver.3の場合 Ver.4の場合
animate.cssの使用 animated animate__animated
フェードイン fadeIn animate__fadeIn
フェードアウト fadeOut animate__fadeOut

また、バーションによって使えるアニメーション、使えないアニメーションがあるそうです。
(このバージョンだとこれが使えないなど、わかりましたらコメントで教えていただけると嬉しいです。)

wow.jsの使い方

animate.cssだけではページを表示した瞬間に全アニメーションが実行されてしまいますが、wow.js を使うことで、ページのスクロールに応じてアニメーションを実行することができるようになります。
スクロール判定を使用するには、要素のクラスにwowと記述します。
wow.jsではスクロール判定の他に、アニメーションの速度なども設定することができます。

wow.jsのオプション設定
指定項目 オプション
アニメーションの持続時間 data-wow-duration
アニメーションの開始時間 data-wow-delay
アニメーションの開始距離 data-wow-offset
アニメーションのループ数 data-wow-iteration

※ アニメーションを無限ループしたいときは、オプションではなく、クラスにinfiniteと記述すればOK




記述例

.html
<div class="wow fadeInUp" data-wow-duration="2s">2秒かけてfadeInUp</div>
<div class="wow fadeInDown" data-wow-delay="1s">到達してから1秒後にfadeInDown</div>
<div class="wow fadeInRight" data-wow-offset="3">到達してから3スクロール後にfadeInRight</div>
<div class="wow fadeInLeft" data-wow-iteration="5">5回fadeInLeft</div>

<div class="wow fadeInUp" data-wow-delay="1s" data-wow-duration="2s">到達してから1秒後に2秒かけてfadeInUp</div>

さいごに

CDNを使うことにはメリットもデメリットもあると思います。
ただ、wow.jsをCDNから参照する記事が少なかったので、とりあえずアニメーションをつけて見たいときに役立つと思いまとめてみましたので、誰かの参考になれば幸いです。
(animate.cssはCDNを使って、wow.jsはダウンロードして使ってることが多いみたいです。)

バージョンによってモバイルでは動かないアニメーションがあるとかないとか...
なので、そんな情報もお待ちしてます。

以下、力尽きたので公式ドキュメントをコピペしておきます。
ーー
Customize Settings
boxClass: Class name that reveals the hidden box when user scrolls.

animateClass: Class name that triggers the CSS animations (’animated’ by default for the animate.css library)

offset: Define the distance between the bottom of browser viewport and the top of hidden box.
When the user scrolls and reach this distance the hidden box is revealed.

mobile: Turn on/off wow.js on mobile devices.

live: consatantly check for new WOW elements on the page.

.js
wow = new WOW(
  {
  boxClass:     'wow',      // default
  animateClass: 'animated', // default
  offset:       0,          // default
  mobile:       true,       // default
  live:         true        // default
  }
)
wow.init();
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