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Linuxが苦手...Linuxの苦手意識をなくすためにはどうしたらいいの?

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こんにちは。

InfraAcademyというLinuxやネットワークの学習サービスを作成しております、ryuと申します。

今回は、Linuxが苦手という方に向けて、Linuxの苦手意識をなくすためにはどうしたらいいのか?について解説したいと思います。

InfraAcademyでは、Linux学習者のサポートを行なっております。
その中で初学者の方から、以下のような悩みを聞きます。
「Linuxって勉強したけどよく分からない・・・」
「Linuxが苦手だ・・・」
「黒い画面が謎すぎる・・・」

みなさん、Linuxに対しての苦手意識が強いのです。
私自身もLinuxを学び始めた時はそうでした。

今回の記事では、Linux学習のサポートした経験から、
なぜLinuxが苦手だと思うのか、どうやったら苦手意識がなくせるのかについて解説したいと思います!!

なぜLinuxを苦手だと感じるのか?

Linuxを勉強しても、苦手だと思い挫折してしまう。
そんな経験をした人は多いのではないでしょうか?

そもそも、なぜLinuxを苦手だと感じるのでしょうか?
私自身が学習をサポートしている中で、気づいた点を3つご紹介します。

  • CLIの操作に慣れていない
  • 参考書が難しすぎる
  • コマンドの実行結果がよく分からない

CLIの操作に慣れていない

Linuxの多くの操作は、CLI(コマンドラインインターフェース)を通じて行います。
GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)に慣れている人にとって、CLIは非常に分かりにくいです。

たとえば、ファイルを移動させる場合、GUIならドラッグ&ドロップで済みますが、CLIではmvコマンドを使ってファイルのパスを指定しなければなりません。

mv file.txt /var

特にITを始めて学習する人はCLIでの操作未経験の方がほとんどです。
その状態からLinux学習を始める場合、まずはCLI操作に慣れる必要があります。

CLIの操作に慣れるまでの1~数ヶ月は、苦手意識があるかもしれません。

Linuxの参考書が難しすぎる

Linuxの参考書は、しばしば初心者には難解すぎるものが多いです。
技術的な用語や概念が飛び交い、説明が端的すぎることが多いため、何をどうすればいいのかが分からなくなりがちです。

「Linux 入門」という参考書でも、最初にVirtualBoxの構築など、初心者にとってレベルが高い内容から始まるものもあります。

これは、数学の教科書で最初に微分方程式を学んでいるような感覚に近いかもしれません。
ITの基礎がわからないままLinuxの参考書を読んでも、理解できずに苦手意識が増長されてしまいます。

コマンドの実行結果がよく分からない

Linuxの学習と比較すると、プログラミング学習の方が、楽しいイメージがあると思います。
それは、プログラミング学習は、Webサイトなどの成果物が出来上がるからです。

しかし、Linuxの場合、学習をすすめていても成果物ができているのかどうかが分かりづらいです。

例えば、ファイル権限の変更コマンドの学習をするとします。chmodコマンドを実行してファイル権限を変更します。

chmod 777 file.txt

上記のようにコマンドを実行しても、コマンド実行後になにも起こるわけではありません。

権限の確認をする場合もコマンドの表示が変わるだけです。

このように、Linuxの学習は変化がよく分からないため、面白味がなく、苦手と感じる人が多いです。

Liunxの苦手意識を無くすためにはどうしたらいいのか?

Linuxを苦手だと感じる理由には、「CLIに慣れていないこと」、「参考書が難しすぎること」、そして「コマンドの実行結果がよく分からないこと」と説明しました。
しかし、それぞれの壁を乗り越えるためのアプローチがあります。
ここでは、Linuxの苦手意識をなくすためには、どうしたらいいのかについて解説します。

CLI操作を頻繁に使う

CLI操作が苦手だという方は、CLI操作に慣れる必要があります。
これは、CLIを頻繁に使うしか対処する方法はありません。

たとえば、WindowsのコマンドプロンプトやPowerShell、MacのTerminalなどもCLIです。
Linux以外でパソコンを使う際は、なるべくCLIを使って操作してみましょう。

CLIの操作は、1ヶ月以上やってみると慣れてくると思います。
また、CLIでの操作は、タイピングスキルも必要です。タイピングができないという方は、寿司打などのソフトを使ってタイピング練習をしておくのも良いでしょう!

分かりやすい教材を使おう

Linuxの参考書は分かりづらいものが多いですが、弊社の学習サイトのInfraAcademyは初心者から学びやすいカリキュラムとなっています。(宣伝ですみません🙇‍♂️)

ITのスキルが全くない状態でも、基本的な内容から、コマンドの使い方などを丁寧に図解で解説しています。
また、Linuxのシミュレーターも提供しているので、面倒な環境構築の手間がなく、Linuxの練習ができます!
初心者からLinuxを学習したいという方はInfraAcademyをお試しください!

インフラエンジニアのスキルを実践的に学べる学習サイトInfraAcademy

詳細については、こちらの記事でも解説しています!

サーバー構築やAWSの構築もやってみよう

Linuxを学習する際、まずはLinux操作のコマンドを学習します。
しかしコマンドの学習は、成果物(動くもの)かできないので達成感が生まれません。

しかし、WebサーバーやDNSサーバー、メールサーバーの構築などをすると、実際に動くものを作ることができます。
サーバーを構築するためには、Linuxの基本的なコマンドをある程度知っておく必要があります。
Linuxのコマンド学習で1~2ヶ月程度行い、その後はサーバー構築の学習を進めましょう。
そうすると、Linuxの学習がどんどん楽しくなってくると思います。

さらに、AWSなどのクラウド学習も並行して行うことで、モダンなインフラ構築なども学習することができます。

まとめ

この記事では、Linuxが苦手だと感じる理由と、その苦手意識を克服するための方法について解説しました。
多くの人がLinuxに対して苦手意識を持つ原因として、「CLIの操作に慣れていない」、「参考書が難しすぎる」、「コマンドの実行結果がよく分からない」といった問題点が挙げられます。

これらの問題を解決するためには、まずCLI操作に慣れることが重要です。
普段からCLIを使うよう心がけ、タイピングスキルを向上させると良いでしょう。また、初心者向けで分かりやすい教材を活用することで、学習のハードルを下げることができます。

さらに、WebサーバーやDNSサーバーなどの構築を行うことで、実際に動くものを作り、学習の成果を実感することができます。AWSなどのクラウドサービスの学習を並行して行うことで、Linuxの学びがより実践的で楽しいものになるでしょう。

Linux学習の初期段階で感じる難しさを克服し、楽しみながらスキルを身につけていきましょう!!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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