PyCon JP 2022のイベント本体は昨日で終わりですが、今日は「スプリント」の日です。
「スプリント」とは、イベント参加者が集まって各自の好きなテーマに沿ったコードを書く日です。いわゆる「もくもく会」みたいなものですね。PyCon JPでは、ほぼ毎年スプリントを開催しています。
イベント終了後も熱気が冷めない参加者が自主的に集まってコードを書いたのが発祥、という話を聞いたことがあります(うろ覚え)。
スプリントの様子
私は、PythonのチュートリアルイベントPython Boot Campで使われているテキストを改善する作業に参加しました。
テキストのURLはこちらです。
https://pycamp.pycon.jp/textbook/index.html
スプリント実施内容ツイート中 #pycamp
— PyCon JP (@pyconjapan) October 16, 2022
#pyconjp pic.twitter.com/hBYQxkm4wj
テキストはSphinxで書かれていて、ソースは以下GitHubリポジトリで公開しています。
https://github.com/pyconjp/pycamp.pycon.jp
会場には何故かアルコールが置いてあったりして…(昨日のパーティの残りです)
最後にみんなで成果発表をしました。いい感じの改善ができたと思います
参加者のみなさん、お疲れ様でした!
【番外編】
スプリント終了後に有志で飲みに行きました🍺
全体を通した感想
2020年はオンライン開催、2021年はオンラインとオフラインのハイブリッド開催(オフラインの席は少なめ)だったので、オフラインメインの今回は「久々にPyCon JPが帰ってきたな」という感じがしました。
コロナ対策はよく考えられていて、会場は仕切りがない広いホールで複数のトークを併設して、参加者はレシーバーを使うことで隣のトークがノイズにならないように配慮されていました。
完全にコロナ前に戻ったわけではありませんが、今年はオフラインイベントならではの熱気みたいなものが感じられました。
また来年も、こんな感じで盛り上がってるれるといいですね!
最後に伝えたいこと
最後に、PyCon JPだけではなく、技術系イベントに参加する人たちに伝えたいことがあります。
昔から言われている言葉に「ブログを書くまでが勉強会です」というのがあります。私も現在100%やれているわけではないので偉そうなことは言えないのですが、ブログに書くことで自分の思考を整理できたり、後々自分の考えを読み返せます。誰に読まれるかとは関係なく、自分の行動の記録を作っておくことは未来の自分への投資になります。
技術系イベントに馴染みがない方は、今後参加するイベントでちょっとした感想でもいいのでブログを書いてみると、数年後の自分が喜ぶと思います(なにより、そのイベントの運営スタッフも記事を読んで喜ぶと思います)。
最近これを言う人はあんまりいない気がするけど、古の言葉に「ブログを書くまでが勉強会です」というのがあります。自分の思考の整理になったり後々読み返せる記録になったりするので、SNSに書くだけじゃなく、ちょっとした文章でもいいのでブログに書くのをお勧めします。#pyconjp
— Ryuji Tsutsui (@ryu22e) October 15, 2022
私は今年『Python実践レシピ』という本を共著で書かせてもらったのですが、ブログを書き続けてきたことが執筆のチャンスを貰えるまでの基礎になったという実感があります。
何かをコツコツ続けてきたことが自分を思わぬ場所に連れて行ってくれることがあると思うんですよね。もちろん運もあるのでブログを書いたら○○ができるようになります、みたいな単純な話はできないのですが、必ず何らかのいい結果には結びつくはずです。ぜひ書きましょう!
PyCon JPに参加した方は、ぜひ感想をブログに書いてください。#pyconjp
ハッシュタグを付けてURLをツイートすると反応してもらいやすいです。
PyCon JP 2022参加レポートはこれにて終了です。来年またお会いしましょう!