はじめに
最近、社内外問わずいろいろな勉強会に参加・登壇させていただくことが多くなりました。そういった情報を社内に向けて定期的に発信しておりまして、部内・同期内では「勉強会によく参加している人」という認識をしていただいています。
そんな中、社内などで「社外勉強会ってどうやって参加するの?どこに参加すべき?」と聞かれる機会がちょこちょこあります。今までは、そのときそのときでパッと答えていたので、整理がてら記事にしたいと思います。
本記事は、勉強会参加までのお話がメインです。それ以外の部分(登壇について・参加者の皆様との交流について など)についてはまた別の記事でいずれ書きたいと考えています。ご了承ください。
1. 勉強会の情報を知る
まずは、どのような勉強会が開催されているのか、どうやって参加するのかを知りましょう。勉強会の情報収集や参加申し込みには、主にconnpassが使われているかと思います。
connpass
IT勉強会支援プラットフォームです。主にエンジニア向けの勉強会やセミナーなどのイベント開催・参加が無料で行え、日々様々なエンジニア向けイベントが開催されています。
例えば、単にAWSと検索するだけでも下図のようにいろいろな勉強会が開催されていることがわかります。(下図は2025/7/18 01:00時点での検索結果)
イベント名をクリックすると、そのイベントがどんなイベントなのかという情報や、申し込みをすることができるページに進みます。
2. どの勉強会に参加するか決める
connpassを確認すれば、どのような勉強会があるのかがわかりました。
次は、自分の参加する勉強会の候補を絞り込みましょう。
いくつか選択のポイントはありますが、まずは、以下のようなところから確認していくのがよいでしょう。
学びたい技術領域
私の場合は、「AWS」「生成AI」などをテーマとした勉強会に参加することが多いです。最近はもっぱらJAWS-UGの勉強会に参加しています。
JAWS-UG
AWSのユーザーコミュニティです。いろいろな支部があり盛んに勉強会が開催されている印象があります。詳細は以下リンクをご参照ください。
開催場所(オフライン or オンライン)
普段、技術的なことについて対面でお話しできる場(もしくは人)があまりないため、私は基本的にオフラインのものに参加しがちです。オンラインの方が参加しやすいと思いますので、まずはオンライン参加からはじめてもよいかと思います。
(おまけ)参加者を参考にする
connpassでは勉強会の参加者一覧を見ることができます。そちらの情報をもとに、「〇〇さんの話が聞きたい」といった動機で参加する勉強会を決めるのもよいのではないかと思います。
3. 勉強会に参加する
上記の通り、勉強会に楽しく参加しましょう。
補足:アンケートを含め、些細なことでもリアクションやフィードバックをしましょう!(少なくとも私ならリアクションをいただけると嬉しいです)
4. 振り返りをする
聞いただけでは、ふーんとなって終わり になってしまいがちなので、振り返りをすることをおすすめします。基本的には「発表内容の自分なりの要約」「発表を聞いて考えたこと」を軸に整理することが多いです。きれいに整理できた場合は以下のようにQiita記事にして投稿していますので参考にしていただければと思います。(話を聞くのに夢中でメモを残せない場合も多々ありますが...)
また、その振り返りを社内で共有できるとさらに良いのかなと思います。
振り返りの例
参考:私の勉強会参加の流れ
参考程度ですが、私が勉強会によく参加するようになった経緯(どのような勉強会に参加していたのか)について簡単に共有したいと思います。
初参加~勉強会の雰囲気を把握
まずは、勉強会の雰囲気を知るために、オンラインの勉強会を中心に参加しました。この時期は以下のようなキーワードで引っかかったものに参加していました。最初は話されている内容について右から左へ流れて行ってしまうような状況でしたが、雰囲気がわかってくると内容もスッと入ってきたような印象があります。
検索条件
- キーワード
- AWS
- 生成AI
- DuckDB
- オブザーバビリティ など
- 開催場所:オンライン
参加勉強会の例
初登壇~定期的な登壇
JAWS-UG初心者支部での発表をきっかけに、オフラインである程度小規模な勉強会での登壇に挑戦するようになりました。
また、この時期からconnpassでの情報収集に加え、X(旧Twitter)での情報収集も行うようになりました。(意識的に探しに行っているわけではなく、アンテナが張られるようになって情報が入ってきやすくなったようなイメージ)
検索条件
- キーワード:JAWS-UG
- 開催場所:関東(オフラインで参加できそうな地域を選択)
参加勉強会の例
おわりに
勉強会参加についていろいろ書きましたが、個人的には力を入れすぎずにゆるく参加していくのがよいと思います。(ベースに楽しさがあることが大事だと考えています)
また、本記事は、恐らく本当に届けたい方へは届かないかもしれない(≒Qiitaで情報収集をしている方なら知っていることしか書いていない)と思っています。そのため、「知り合いに、勉強会に興味があるが何をすればいいかわからない方がいる」といったときに、スッと差し出せるような記事になっていればよいなと思います。
ありがとうございました。