#これは何?
Ubuntu 20.04 LTSでVNCを設定したときのメモ。
注意:暗号化をOFFでセキュリティについてのケアをしない接続方法です。
手順
- 設定 > 画面共有 から接続を許可する(パスワードにする場合は8桁まで)
- VNCサーバ(vino)のEncryptionをOffにする
- Portを開放しufwを有効化する
- VNCクライアントから接続する
1. 設定 > 画面共有 から接続を許可する(パスワードにする場合は8桁まで)
以下が参考になります。
また、ネットワークに対しての許可を与えることをコマンドで実行する場合は以下が参考になります。
2. VNCサーバ(vino)のEncryptionをOffにする
$ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
以下を参考にしました。
3. Portを開放しufwを有効化する
※ 以下のコマンドではPortは5900に指定しています。
$ sudo ufw allow from any to any port 5900 proto tcp
$ sudo ufw enable && sudo systemctl start ufw
以下のコマンドで動作の確認をする。
$ sudo systemctl is-active ufw
$ sudo ufw status
ついでにIPアドレスも調べる。
$ ip addr
4. VNCクライアントから接続する
VNCクライアントを起動して、以下を指定する。
vnc://[3で調べたIPアドレス]:[3.で指定したPort]
(例) vinoが動作するUbuntuのネットワーク機器のIPアドレスが192.168.0.250、Portを5900と指定した場合。
vnc://192.168.0.250:5900
コメント
どうしてもLinuxから操作の必要はあるときにUSBメモリからのBootするのはいいが、作業の進捗確認の度に物理的にディスプレイケーブルを接続し直したりするのが面倒なときに使います。SSHが切断されて、途中で作業中断したりすることの不安を解消する効果があると思っています。