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5分でFilezillaを導入してリモートサーバーとのファイルのやりとりを自由自在にする

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概要

SSHでリモートサーバとファイルのやりとりを頻繁に行うので、FTP/SFTPファイル転送クライアントFilezillaを導入してみたら、思ったよりもすぐに出来て使いやすかったので記事にしました。
この記事はMac向けですが、Windows/Linux版もあります。(未確認ですが)インストール方法以外は大きく違わないのではないかと思います。

下記の画像は、実際のアプリケーションの画面ですが、このようにGUIベースでファイル管理、転送ができます。
SSH接続成功_2018-03-26_00-42-42-2.png

インストール

$ brew cask install filezilla

または、下記からインストールしてください。
https://filezilla-project.org/

接続

①メイン画面の左上のアイコンを選択して、接続情報の作成に進みます。

filezilla.png

②接続情報設定ウインドウで「New Site」を選択し、接続先情報を入力して、「Connect」を選択します。

※接続情報の各項目の説明は、下記画像の下に書きました。
接続情報を入力_2018-03-25_23-08-01-2.png.png
接続情報の各項目には、下記を入力します。

項目名 内容 備考
Host ホストのアドレスかIPアドレス
Port ポート番号
Protocol プロトコルをプルダウンから選択。
Logon Type 認証方式をプルダウンから選択。パスワード認証は「Ask for Password」、公開鍵認証は「Key file」を選択。
User ログインユーザ名
Password ログインパスワード パスワード認証の場合のみ
Key file 秘密鍵のパス 公開鍵認証の場合のみ

※公開鍵認証の場合

公開鍵認証の場合は、下記のように、「Logon Type」で「Key file」を選択し、「Key file」に秘密鍵のルートパスを入力します。
公開鍵認証方式_2018-03-25_23-09-29-2.png

③接続完了

SSH接続成功_2018-03-26_00-42-42-2.png

ファイル転送実行

接続が完了したら、あとはGUI操作で自在にファイルの転送・複製・移動・削除などができます。転送・移動はドラックアンドドロップで、複製・削除は該当ファイル・またはフォルダ上で右クリックでできます。
SSH接続成功_2018-03-26_00-42-42-2.png

おまけ

その他、上記の接続情報設定画面で便利な機能がいくつかあったので、使い軽く紹介しておきます。

Advancedタブ

デフォルトディレクトリ設定

接続時のローカル・リモートのデフォルトディレクトリを設定できます。設定しない場合は、ホームディレクトリがデフォルトディレクトリとなっています。

Time zone設定

ローカルとリモートのTime zoneが一致していない場合、リモートの時間表示をローカルに合わせることができます。
advanced-2.png

Charsetタブ

このタブでは、エンコーディングを設定できます。
charset-2.png

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