react-notification-systemで通知機能をつける

話の流れ

• 前書き
• 導入
• 使い方
• 後書き

前書き

今回React.jsでTodoを作るにあたって、通知機能をつけたいと思い、使ってみました。
シンプルにでき、そのままでも綺麗に実装されますが、通知の中もコーディングで独自のスタイルを当てられるのが、自由度があっていいと思います。

公式ではデモが見れるのでぜひ参考にしてみてください。
公式：http://igorprado.com/react-notification-system/
GitHub: https://github.com/igorprado/react-notification-system

導入

npmまたはyarnでインストールします。

npm install react-notification-system
yarn add react-notification-system

そして、サンプルコードは以下になります。
想定は、ボタンを押すと、通知が現れるというものです。（GitHubのUsingと一緒ですが...）

index.js

import React, { Component } from 'react';
import NotificationSystem from 'react-notification-system';

class App extends Component{
    constructor(props){
        super(props);
        this.notificationSystem = React.createRef();
        this.addNotification = this.addNotification.bind(this);
  }
  addNotification() {
        const notification = this.notificationSystem.current;
        notification.addNotification({
            title: "Notification",
            message: "Hi, I'm information!",
            level: "info"
        })
    }
    render() {
        return (
          <>
            <button onClick={this.addNotification}>通知する</button>
            <NotificationSystem ref={this.notificationSystem} />
          </>
    )
  }
}

これでボタンをクリックすると画像のような通知が出てきます。

このtitleとmessageの部分をhtmlで以下のように記述することができます。
（必要な箇所だけ抜粋しています。また、スタイルにはstyled-componentsを利用しています。styled-componentsの仕様につきましては、他の記事を参照ください。）

index.js

const Notification = styled.div`
    text-align: center;
    button{
        background: rgba(54, 156, 199, .1);
        padding: 4px 1rem;
        width: 80%;
        border: solid 2px rgb(54, 156, 199);
        border-radius: 6px;
        color: rgb(54, 156, 199);
        cursor: pointer;
        text-align: center;
        font-weight: bold;
        &:hover {
            background: rgba(54, 156, 199, .4);
        }
    }
`;
addNotification() {
        const notification = this.notificationSystem.current;
        notification.addNotification({
            level: 'info',
            autoDismiss: 10,
            children: (
                <Notification>
                    <h2>削除してもよろしいですか</h2>
                    <button onClick={console.log("Compolete")}>Delete</button>
                </Notification>
            )
        });
    }

これにより、以下のようなデザインになります。

ボタンもデフォルトのスタイルでよければ、childrenプロパティを用いずにactionプロパティを使えば同様に実装が可能なのですが、上の画像のように、ボタンだけでなく、自分のスタイルを使いたい！という場合は、こちらで実装してみてください。
あと、今回はやっていないですが、Font Awesomeを使ってもおしゃれになりますね！！

後書き

ページに通知機能がつくと、なんか気持ちいいですね笑
思っていたよりも簡単に実装ができたので、ご参考までに。
ありがとうございました。