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私は別業界からキャリアチェンジを経て、現在株式会社add moreでWebエンジニアとして働いており、間もなく5年目を迎えようとしています。Web業界に飛び込んだことは、とても良い決断だったと感じています。この記事が、ITエンジニアへのキャリアチェンジを考えている方の参考になれば幸いです。

自己紹介

add more (Web制作会社)のエンジニアとして働いています。
私は別業界からの転職で、エンジニアになる前に2社で働いていました。
1社目では、大学で工学を学んだ経験を活かし、機械部品の設計業務に従事していました。
2社目は医療機器メーカーで営業職に従事していました。
どちらの職場でも上司や同僚に恵まれ、充実した日々を過ごしていましたが、将来に対する漠然とした不安が拭えず、転職を決意しました。

Web業界に飛び込んだ理由

ひとことで言うと「Web業界に可能性を感じたから」です。
Webは効率的で柔軟な情報発信ツールであり、デジタルの世界でありながらもリアルな影響力を持つことができます。
この可能性を活用して、より多くの人に価値を届けることができる点に大きな魅力を感じています。
ですがWebというと実体が無く、なにやら難しい印象を受ける人もいるかもしれません。
実際私もそうでした。
私が社会人になったばかりを思い返していると、HTML/CSSといわれてもよくわからないという状態でした。
ですが実際のところWebはただの道具で、何か目的を達成するための一つの手段でしかありません。

突然ですが、あなたがティッシュ配りのアルバイトをしている姿を想像してください。
ティッシュ配りをするということは、何かを告知したいという目的があり、その手段として行動しているということです。
どんなに人の通りが多いところでティッシュを配り続けたとしても、情報を届けられるのはその日用意しているティッシュの数だけということになります。
しかし、Webの場合はどうでしょう。一度作成した成果物は半永久に残り続け、あなたが街に立たずとも休まず情報を届けてくれます。
そしてリーチできる人数は青天井で、どこからでも情報にアクセスできます。
今こうしている間にも誰かの目に留まっているでしょう。
さらに古くなった情報はすぐに更新する事ができ、常にリアルタイムで最新の情報を届けることができます。
それ以外にも、Webの良い点を挙げればたくさん出てくるでしょう。

このように、Webは非常に効率的で柔軟な情報発信ツールです。
Web制作は、デジタルの世界でありながら、リアルな影響力を持つことができる。その可能性を活用し、より多くの人に価値を届けることができるという点に、私は大きな魅力を感じています。

私が思うWeb業界の魅力

私はこれまで2社経験しましたが、やはりWeb業界は楽しいと感じています。
Web業界は常に技術革新が進んでおり、新しいチャレンジが次々と現れる点が好きです。勉強熱心で向上心のあるメンバーが多いことも魅力的だと考えています。
このような環境に身を置くことで、常に新しい知識や技術を学び続けることができ、自分自身の成長を実感できます。加えて、最新の技術トレンドに触れながら、自分のスキルを磨くことができるため、日々の業務が非常に充実しています。
Web業界は、常に新しい発見や学びがあるため、毎日が新鮮です。これからもこの業界で、自分自身を高めながら、価値あるプロジェクトに携わり続けていきたいと思います。

これからWeb業界に進もうと考えるあなたへお願い

まず、なぜWeb業界に進みたいと思ったのかを明確にしてください。
よく「在宅でPCやスマホでスキマ時間に働きましょう!」のような手軽さを謳ったネット広告を見かけますが、それほど美化された世界ではありません。
ひとまず「私にもエンジニアになれるでしょうか?」という質問に対してお答えさせていただくと確実になれます。
しかし、それよりも「Web業界に飛び込んで何がしたいのか」という問いに対する答えを用意しておくことのほうが重要です。
私たちの仕事は顧客の問題解決です。AIの発達が著しい昨今、単純な作業は減少していくことが予想されます。
少し前に話題になったハーバードの哲学者マイケル・サンデル教授のトロッコ問題の話をさせてください。

image (1).png

この話をおさらいしておくと、制御不能になったトロッコの先には、分岐があり一方は線路工事をしている作業員が5人います。また一方には作業員一人が作業をしています。

あなただけが制御不能になったトロッコの危機に気づいており、あなただけがトロッコの進路を変更することができます。
レバーを引けば線路が切り替わり5人を救えますが、今度は切り替えた先にいる1人の作業員が犠牲になってしまいます。
あなたは、1人と5人、どちらの命を選びますか?という答えのないこの問い。
私たちの普段の仕事は、このような決断の連続です。決断には痛みが伴いますが、顧客の課題を理解し、寄り添い、決断の手助けをすることに価値があると私は考えています。
そのために、自身を高め、挑戦し続ける姿勢を持ち、そして常に学びを得ようとする謙虚さが一層大切になると私は考えます。

Web業界は確かに厳しい面もありますが、その分やりがいも大きいです。自分が何を目指し、どのように成長していきたいのかをしっかりと見据えながら挑戦することで、大きな成果を得ることができるでしょう。もしあなたが今のキャリアを変えてWeb業界へ進もうと考えるなら、その思いを明確にし、ぜひ挑戦してみてください。

add moreでは、Webを通じてお客様の課題に向き合いたいという想いを持つ仲間を募集しています。
我々と共に成長し、顧客に寄り添いながら解決策を提供したいという思いをお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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