はじめに
本記事では、PythonのWebフレームワークであるDjangoでよく扱うコマンドをまとめて取り上げていきます。
プロジェクト作成
$ python manage.py startproject [プロジェクト名]
Djangoプロジェクトを作成するコマンドです。
アプリケーション追加
$ python manage.py startapp [アプリケーション名]
既存のプロジェクトにアプリケーションを追加するコマンドです。
ソースコードを機能ごとに分けたい場合に有効です。
ローカルサーバ起動
$ python manage.py runserver
ローカルサーバ上でDjangoプロジェクトを起動するコマンドです。
コマンド上でポート番号を指定しない場合、ポート番号は自動的に8000になります。
実行後、http://localhost:8000
にアクセスすると、Djangoプロジェクトを確認できます。
管理者アカウント作成
$ python manage.py createsuperuser
Djangoプロジェクトの管理者アカウントを作成するコマンドです。
実行後、メールアドレス
・パスワード
をターミナル上で入力します。
また、Djangoの管理画面(URL: [ルートURL]/admin)で作成した管理者アカウントでログインできます。
Python対話モード起動
$ python manage.py shell
Pythonの対話モードを実行するコマンドです。
Pythonの挙動を調査することはもちろん、Djangoプロジェクトのデータベースを生成・操作するために利用する場合もあります。
データベース対話モード起動
$ python manage.py dbshell
データベースの対話モードを実行するコマンドです。
Djangoプロジェクトのデータベースに存在するテーブル名やテーブルの中身を取得できます。
デフォルトの場合、SQLiteの対話モードを起動します。
マイグレーションファイル作成
$ python manage.py makemigrations
データベースの反映に必要であるマイグレーションファイルを追加するコマンドです。
models.pyにスキーマを追加した後によく使うことが多いです。
データベース反映
$ python manage.py migrate
マイクレーションファイルからデータベースに反映するためのコマンドです。
runserver
実行する前にmigrate
を実行することが多いです。
おわりに
私がよく使うコマンドを厳選して上げてみましたが、他によく使うコマンドがあれば、コメントよろしくお願いします。