秒で知りたい人向け 👇
こういうやつです。
詳しく知りたい人は 👇
リッチスニペット(リッチリザルト)とは
リッチスニペット(リッチリザルト)を説明する前にまずスニペットに関して説明します。
検索結果には基本、WebページのタイトルとURL、そのページの説明文(description)が表示されます。これらがスニペットと呼ばれます。
対して、リッチスニペット(リッチリザルト)とは、スニペットの情報以外の付加情報です。
リッチスニペット(リッチリザルト)には色々種類があります。
よく見かけるのは以下
パンくずリスト、評価・レビュー、価格情報としてGoogleに認識されれば検索結果に表示されます。
検索順位向上に寄与するか?
Will a site rank higher against competitors if it implements structured data?
Structured data by itself is not a generic ranking factor.
Rich Results & Search Console Webmaster Conference Lightning Talk
現時点(2021/2/12時点)では、リッチスニペット(リッチリザルト)対応しても検索順位が向上する効果は期待しない方がいいでしょう。
じゃあ、どんな効果やメリットがあるかと言うと
効果(メリット)
Google ウェブマスター向け公式ブログ曰く
Google 検索でコンテンツを際立たせることができます。
Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : 構造化データを使って、検索結果での表示をより良くしましょう
つまり、検索結果を際立たせることで、検索結果上で表示できる情報量が増えるため、検索したユーザーの目に留まりやすくCTR(クリック率)が高くなり、アクセス数を増加させることが期待できます。
検索結果にリッチスニペット(リッチリザルト)を表示させる方法
ただのテキストだけでは、Googleにはまだ正確な意味が認識できません。なので、
検索結果にリッチスニペット(リッチリザルト)として表示させたいならHTMLで表現されたプレーンなテキストとは別で、検索エンジンに理解できる表現で記述しないといけません。
<p>俺は山田だ!この間コメダで食べたでシロノワールが超うまかったんだ!点数をつけるなら5段階評価で5点満点だ!</p>
これだと、Googleにはただのテキストとしてしか認識されません。(未来に期待)
なので、対検索エンジンに向けてHTML上に以下の様に教える必要があります 👇
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org/",
"@type": "Review",
"author" : {
"@type" : "Person",
"name" : "山田"
},
"reviewRating" : {
"@type" : "Rating",
"ratingValue" : "5.0"
}
}
</script>
商品評価はReview
、人ならPerson
という意味づけのルールは schema.orgが定義しています。
かなり膨大な定義の中から、Googleの検索結果のリッチスニペット(リッチリザルト)として表示できるものは数えるほどしかありません。
詳しくは、以下を見てください。
構造化データの仕組みについて | Google 検索セントラル | Google Developers
レビューの種類
検索結果の現れたリッチスニペット(リッチリザルト)を色々と見て、私が勝手にカテゴライズしてみました。
主に、以下の様なパターンがありました。
網羅できてないし、MECEでもないと思います。
パターン別の事例
今回は実際の商品情報のクチコミや評判などのリッチスニペット(リッチリザルト)を調べてみました。
パターン1
パターン1-1の検索結果
パターン1-1の実装方法
パターン1-2の検索結果(ナレッジパネル)
構造化マークアップをすることで、ナレッジパネル上の「ウェブ上のレビュー」という項目に反映できることを確認しました。
参考
同じナレッジパネル上でも、Googleマイビジネスにある口コミとは違うので注意が必要です。
パターン1-2(ナレッジパネル)の実装方法
詳しいやり方は 👇
Google、ローカルナレッジパネルに「ウェブ上のレビュー」を追加。レストランやテーマパークなどに対するさまざまなレビューサイトでの評価が検索結果でわかる | 海外SEO情報ブログ
パターン2
パターン2の検索結果
日本だとあまり見かけませんが、専門家の映画レビューがナレッジパネル上に表示されているものを見かけました。
このような評論家のレビューはレビュー記事の要約として表示されています。特定のサイトで 1 人の編集者によるレビューです。レビュー内容の抜粋、評価した人の名前、サイトのアイコンとともに検索結果に表示されていました。
パターン2の実装方法
ナレッジパネルの口コミ表示ですが、1ページ表示させていることが条件としてあります
参考
- 評論家レビュー | Google 検索セントラル | Google Developers
- Google、ローカルナレッジパネルに「ウェブ上のレビュー」を追加。レストランやテーマパークなどに対するさまざまなレビューサイトでの評価が検索結果でわかる | 海外SEO情報ブログ
- Google、映画のナレッジグラフに評論家のレビューを表示 | 海外SEO情報ブログ
他社事例があると、大分実装しやすいのではないでしょうか。
リッチスニペット(リッチリザルト)を表示する上でのデメリットは?
学習コストが少し高い。
ルールが多いし、注意することが多い。
注意点
- 構造化データマークアップを実装したからといって必ずしもリッチスニペット(リッチリザルト)が表示されるとは限らない
- 1カ所でもマークアップの記述が間違っているとリッチスニペット(リッチリザルト)が表示されない
- 確認はテストツールを使ってね
あと他にも色々と注意すべきことはあるみたいです。
レビューのリッチスニペットでやってはいけないこと3つ、違反すると手動の対策もあり | 海外SEO情報ブログ
最後に
他にもまだまだいろいろな内容のリッチスニペット(リッチリザルト)があったりします。
追加もされていると思うので、また記事書きます。
参考
公式
- Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : 構造化データを使って、検索結果での表示をより良くしましょう
- Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : レビュー リッチリザルトをさらに役立つものに
- クチコミ抜粋 | Google 検索セントラル | Google Developers
- [構造化データに関する一般的なガイドライン | Google 検索セントラル | Google Developers](https://developers.google.com/search/docs/guides/sd-policies?hl=ja