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社内最低評価を受けた社員が執行役員になるまでに教わった、大きな成果を残し続ける為に必要な3つの力

Last updated at Posted at 2021-12-24

はじめに

株式会社じげんにて執行役員を務めています、今井と申します!
今回は、じげん創業以来初のAdventCalenderへ参加ということで、私自身毎日楽しませてもらっています。

そこで早速、クリスマス・イブに相応しくない!とご指摘を受けてしまうかもしれませんが、皆さんに質問です!
2021年は成果を残すことできましたか?また、その成果で大きなインパクトを残すことができましたか?

この記事では、私自身がこれまで成果を残すために実践してきたこと・そのための思考法について書かせていただきます。
来年こそ大きな成果を仕事で残したい方、大きく成長されたい方の参考になれば嬉しいです。

【正しい問い】と向き合うことが大きな成果につながる

大きな課題に取り組まない限りは、絶対に大きな成果は残りません。受験勉強を思い出しても、各問題ごとに配点があったように、仕事も同様に各課題には解決した時に得られる点数(成果や評価)には違いがあります。

より大きな成果を残したいのであれば、より大きな課題で今改善すべき課題と向き合うことが大切です。正しい問いを選定できるかできないかが大きな成果を残す人とそうでない人との一番の差分になります。ここが本投稿にて最も大事な箇所です。

例えば、開発者であれば生産性を向上させるべく自動テストツールを導入し、リリース効率を引き上げる取り組みを行う。
マーケターであれば、ARPUを大幅に改善する為に、ダイナミックプライシングの仕組みを取り入れるなど。
皆さんそれぞれのやり方で、直接間接問わず、ビジネスに大きく影響を与える変数に対し向き合いましょう!

イメージとしては下記のように各課題には配点があるのです。
image.png
(引用:https://daigakujukensenryaku.com/ph-center/

【高すぎる目標】を設けることで、問いの精度は上がる

では、どうすれば正しい問いを立てることができるのか?ですが、私が実践している方法の一つに、
先入観を一旦捨て、「高すぎる目標」を設けることで、思考のリミッターを解除するという手法があります。

例えば、目標が「来月は今月比+5%の売上」と設定された場合、これを+5%ではなく+300%の売上を目標と置き換えるということです。

そうると、目の前で考えていたことだけでは、すぐに限界がくることに気付いたり、思いも寄らないボトルネックが発見できたりと、大きな課題を発見するに至ります。

単月1億円の売上を保有している部門であれば、どうすれば単月売上10億円の部門になれるか?を具体的に想像してみて、その状況がどういったものかを現状のKPIに落とし込んでみてください。最大の課題が見えます。

これはかなり前に私が実際に使っていたシートのキャプチャです。
※内容がセンシティブなのでモザイクかけてますが、10倍状態を各KPIにまで数値を落としています

スクリーンショット 2021-12-24 19.12.28.png

【仮説思考の筋トレ】が高すぎる目標を実行する鍵

高すぎる目標を立て、大きな課題が見えたとしても、いきなり実行案を出せと言われると、難しいものです。
課題を解決に導くアイデアは、常日頃から「考える力」をトレーニングしておかないと出ません。

ですので、日頃から仮設思考力を鍛える筋トレをすることをおススメします。!

経営者の先輩方も同じことをされていると耳にしますが、私は食事をしに行った際、座席数/客単価/回転率などから売上を推測し、家賃/人件費/材料費/広告費などの原価や販売管理費を推察しています。そこから、営業利益を割り出し、「自分だったらどういう経営をするか?売上や利益を3倍にするにはどうするか?」を考える筋トレを欠かさず行っています。

また、私がメンバーを育成していた頃は、某サ○ヤ人のトレーニングルームにあやかり、『精神と時の部屋』という名前のチャットグループを作り、毎日1人1件、施策や仮説を出してもらい、パーソナルジムの如く、必ず私から各仮説に対してのフィードバックをしメンバー全員の仮設思考力を鍛えるトレーニングを行っていました。
※これは人数分労力かかるのでコーチ側すごい大変ですww

スクリーンショット 2021-12-24 19.03.25.png

余談ですが、
この文化はしばらく続いていたようで、私が知らないところで『精神と時の部屋』は引き継がれていたようですw
覚えやすいキャッチーなネーミングをつけることで、文化になりやすいと思いますので、ネーミング大事です。

スクリーンショット 2021-12-22 21.50.13.png

実行力を身につければ、パーフェクト!!

ここまでで、解くべき課題と解き方を考えるというところまでできているので、あともう一息です!
最後は、これらを「どう実現するか?」を考え、動くことが重要になります。

大きな課題になればなるほど、実現することが難しく、関わるステークホルダーも増えていくので、知識・経験・人間力が試されます。
すべて一朝一夕に身に付くものではありませんが、すべて行動しないことには始まりません。

最後に

チャンスを掴むタイミングは意外と近くにあるものです。
「今だ!」というタイミングを見逃さず、、チャレンジし、大きな成果に結び付けてください。

大きな成果を残すためには【問いを立てる力】【仮説思考力】【実行力】の3つの力を身につけることが必要なので、是非まず冬休みは2022年に解くべき最大の課題を見つけましょう!!開発計画を作る時もこれらの力はとても使うのでビジネス職だけではなく、専門職の方々も是非試してみてください!

私も2022年解くべき課題を早々に策定し、社会に大きなインパクトを与えられるよう尽力します。

『一年の計は元旦にあり』ですが、『善は急げ』なので、早々にやりましょう!!

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