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[ServiceNow]データテーブルウィジェットについて

Last updated at Posted at 2021-12-11

はじめに

ServiceNowのポータル上でレコード情報を参照する場合、
データテーブルウィジェット(インスタンス定義からのデータテーブルまたは、URL定義からのデータテーブル)か簡易リストを利用するか、カスタムでウィジェットを作成する必要がある。
ポータルではレポートも表示できるがリスト形式のレポートは配置できないようになっている
※レコード選択時に内部情報にアクセスできてしまうためと思われる。

今回はデータテーブルウィジェットについて利用方法と小ネタを記載する。

動作環境

Rome

設定方法(インスタンス定義からのデータテーブル)

 1.Service Portal > Pagesから対象のポータルページを選択する。
image.png
 2.画面下部にあるRelated Linksから[Open in Deginer]を選択する。
image.png
 3.WidgetsタブのFilter WidgetにData Tableと入力し、下記ウィジェットを追加する。
  Data Table from Instance Definition(インスタンス定義からのデータテーブル)
  Data Table from URL Definition(URL定義からのデータテーブル)
image.png
 4.Data Table from Instance DefinitionはPreviewタブからページを参照するとエラーになってしまうため設定を行う。
image.png
 5.Data Table from Instance Definitionを配置したインスタンスを選択し、鉛筆マークを押下する。
image.png
 6.下記項目を設定していきます。

項目 説明
Table リストを表示するテーブルを選択
Filter 項目名(ラベルではない)=値で設定する。複数条件ある場合は^で繋ぐ
Fields リストに表示する項目を選択
Maximum entries 1ページあたりの表示件数
Order by 並び順の項目
Order direction 昇順or降順
Title リストのタイトルを記載
Bootstrap color 色を選択
Glyph アイコンの選択
Link to this page レコード選択時に遷移するページを選択する。何も選択しない場合Formに遷移する

image.png
image.png

 7.ポータルで表示してみる。
image.png

 8.レコードを押下すると404に遷移する。
  ブロック崩しができる。
image.png

 9.Link to this pageを空欄にした場合、フォーム画面に遷移する。
image.png

設定方法(URL定義からのデータテーブル)

 1.Data Table from URL Definitionは編集画面を開いて下記項目を設定していきます。

項目 説明
Title リストのタイトルを記載
Bootstrap color 色を選択
Glyph アイコンの選択
Use Instance Title チェックをつけた場合、タイトルが表示される
Enable Filter 独自フィルタを利用する場合チェックを行う
ここは詳しくないので省きます。
Link to this page レコード選択時に遷移するページを選択する。何も選択しない場合Formに遷移する

image.png
 2.ポータルで表示してみる。
image.png

 3.URLに「&table=sc_request」を追加し更新する。
image.png

レコードが表示される。

小ネタ

インスタンス定義からのデータテーブル

フィルタ条件をユーザーで変更できるようにする

手順

対象Pageレコードの[Instance with Table]を選択する。
image.png
MiscタブのAdditional options, JSON formatに下記文言を追加し[Update]を押下する。

{
"enable_filter": {
"value": "true",
"displayValue": "true"
}
}

image.png

フィルタ条件を変更できるようになった。
image.png

URL定義からのデータテーブル

「&filter=条件」を記載することで絞り込みを行うことも可能です。
表示件数や表示項目もURLで制御できるはず。。。
詳しい方いたら教えてください。
image.png

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