初めに
Linux系の案件を取り組みたいので、基本を学ぶために学習・受験しました。 ※LPIC Level1は新入社員の研修で取得してます。勉強方法
まず、定番の「Ping-t」です。 ただし、有料コンテンツ(¥2400/月)となるため、1カ月のみの利用しました。「1カ月」という期間は、
- そもそも無駄な出費を避けたい
- ダラダラやるより短期集中
- 新入社員のころ、LPIC level1は2週間で取れたのだから、1カ月は十分な時間
と判断して決めました。
もうひとつは、所謂「赤本」です。
これは新入社員時代、次の目標として購入したのですが、結局着手できず棚の隅に置いてありました。
進め方は、
- 1日1単元を目安に進める
- 赤本を流し読み→Ping-tで問題を解く→間違えた部分のリトライ&実機で操作する
結果
まず、2020.10.16に201受験。結果、 「合格」続いて、2020.11.03に202受験。結果、
「合格」
受験してみた感想は、
・過去LPICを受験した時より、問題文がわかりやすかった
→LinuCは日本市場特化したもので、作成元が日本?LPICは世界基準であり、英文がベースなので直訳の誤訳問題が発生しやすい
・赤本やPing-tで確認できていないオプションが多く出題された。
→基本的に消去法で回答
・合格にはPing-tで十分
・案件で経験のあるもの(DNS,ストレージ系,ネットワーク系)は、いい点数とは言えないものの、安定して解答できている。
→実際に構築してみることが一番良い
項目ごとの正答率です。
No. | 項目 | 正答率(%) |
---|---|---|
200 | キャパシティプランニング | 75 |
201 | Linuxカーネル | 77 |
202 | システムの起動 | 77 |
203 | ファイルシステムとデバイス | 100 |
204 | 高度なストレージ管理 | 100 |
205 | ネットワーク構成 | 81 |
206 | システムの保守 | 66 |
207 | ドメインネームサーバ | 87 |
208 | HTTPサービス | 72 |
209 | ファイル共有 | 75 |
210 | ネットワーククライアントの管理 | 72 |
211 | 電子メールサービス | 37 |
212 | システムのセキュリティ | 57 |
おわりに
とりあえずストレート合格できてよかったです。 ただ、一つ問題があります。それはlevel1が失効(Inactive)されており、正式にlevel2の認定が下りていません。 由々しき事態です。
ただ、level2相当の実力があることは証明されましたので、そのうち再取得しようと思います。
次はMicrosoft Azure Administratorを検討しています。
無料のコンテンツ(AZURE 向け MICROSOFT LEARN)もあるみたいですし、何よりAWS以外のクラウド技術に触れておくことも、これからのキャリアプランでは必須なので。