はじめに
ODBC で接続できるので、かなりのツールから Microsoft Fabric を利用することが可能です
前提条件
- ODBC Driver for SQL Server が必要です。
- Fabric 上にウェアハウスor SQL 分析エンドポイント(レイクハウスに付随)が存在し、アイテムの読み取り権限が必要です
補足
ウェアハウスとレイクハウスの関係について。
レイクハウスを作成すると読み取り専用のウェアハウスが自動作成されます。
参考:
- https://speakerdeck.com/ryomaru0825/microsoft-fabric-kai-fa-gaido?slide=29
- https://learn.microsoft.com/ja-jp/fabric/data-warehouse/get-started-lakehouse-sql-analytics-endpoint
手順
- 接続先の確認
- odbc 接続の作成
- ツールでの利用
接続先の確認
ここで取得した値はMSSQL系のデータベースに対して Entra ID 認証で接続できる様々なツールから利用可能です(Power BI など)
-
Fabric にログインして、対象のウェアハウスまたはSQL 分析エンドポイントの・・・から、SQL接続文字列をコピーして値を取得
odbc 接続の作成
- odbc データソースを開く
- 追加を選択
- ODBC Driver for SQL Serverを選択して完了
- 接続先の確認で取得した値をserverに入力して次へ
- Azure AD 認証となる選択肢を選択して完了まで進めます。(今回は対話型認証を選択)
- 完了後、Test Data Sourcesを選択
- Entra ID 認証の画面が立ち上がるので認証することでテスト完了
- ODBC 接続が作成されます。
ツールでの利用
例としてPower BIからODBC接続してみます