はじめに
先日のIgniteで、2020年1月15日に正式リリースが予定されていることが発表された、Chromium版Microsoft Edgeを使ってみました。
その際、プロファイルの追加機能が開発者にとっても優しい機能だったので、紹介します。
Chromium版Microsoft Edge
ダウンロードサイト
https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/download/
なにが優しい?
開発者の方々は、環境ごとにOffice365や、Azureのアカウントをもっているかと思いますが、Chromeなどで複数のアカウントで並列作業をするにはプライベートウィンドウを立ち上げたり、IEやEdgeを別に立ち上げたりすこし面倒でした。
Chromium版Microsoft Edgeではプロファイルの切り替えにより所属する組織AD上のアカウント、別の組織のOfficeアカウントや、マイクロソフトアカウントなどを簡単に複数立ち上げられます。
プロファイルの追加
プロファイルごとにEdgeを起動できます
別のプロファイルに切り替えると自動で別のEdgeウィンドウが立ち上がります!
ちょっとわかりにくいですが、ふたつのEdgeが立ち上がっています。
右クリックしてみると、
もともとのプロファイルのEdge
追加したプロファイルのEdge
(MSアカウント - Edgeというように名称も変更できます。)
というような形で、異なるショートカットでタスクバーに並んでします。
これをタスクバーにピン止めしておけば、常にそれぞれのプロファイルのアカウントでウィンドウ起動が可能です。
これで、アカウントごとにブラウザソフトを変えたり、プライベートウィンドウを別で立ち上げたりすることもなくなりました。
地味に助かる機能ですね、アカウントをたくさんお持ちの開発者の方々、ぜひご活用くださいませ。