はじめに
Power BI 共有データセットを基づいて改ページ調整されたレポートを作成する の通り、ページ分割されたレポート(Paginated Report)では、Power BI Datasetをソースにすることができます。
しかし、以下の対応データソースページに記載の制限事項を考慮する必要があります。
引用：https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-bi/paginated-reports/paginated-reports-data-sources
準備
1 XMLA エンドポイントの設定確認
私の環境ではPower BI Premium Per Capacity ではなく、Premium Per User環境を使っているので、テナント設定のページの Premium Per Userのデータセットのワークロード設定を読取 or 読み取り、書き込みの状態にしておく必要があります。
2 XMLAエンドポイントの確認
対象のデータセットが存在するワークスペースにて、設定->Premiumから確認します
手順
1.Power BI Report Builder を起動して、Azure Analysis Services を選択します。
2.Build を選択します。
3.サーバー名にコピーした XMLA エンドポイントの値を入れます。
4.データベースを選択しようとするとサインインが走るので、サインインしてデータベースを選択します。
5.Credentials タブにて「 Do not use credentials 」をチェックしておきます。
これは冒頭の対応データソースページの案内にしたがっています。これがないと、 Report Builder 内のデータセットの追加がうまくいきません。
うまくいかないときのエラー
あとは、通常のデータセットに接続した差異の手順で続ければOKです。
その他参考