Facebook Analytics for Apps
Facebook Analytics for Appsは、2015年03月にリリースされたアプリ向けの解析ルーツです。
Facebook Analytics for Appsは、あなたのアプリをどのようにユーザーが使用しているのかを、より理解するのに役立ちます。毎日アプリを起動するユーザー数 や、アプリ内課金ユーザー数といった主要なアクションを俯瞰するための数多くのグラフで構成されています。(サイト説明文より)
主な機能
主要数値のダッシュボード表示(数値とグラフ)
アプリのインストール数、利用ユーザー数、課金者数、課金数などの主要な情報がグラフなどで可視化され、それが一覧で見られます。
デモグラフィック分析
Facebookの会員情報を活用し、アプリを使用しているユーザーのデモグラフィック(人口統計)分析ができます。
89%の正確性を誇るFacebookの会員情報に基づいているため、他の推計情報よりも正確なデータであることが期待できます。
セグメント分析
先月インストールした男性ユーザーといった「セグメント」を任意に作成し、その「セグメント」がアプリ内でどのように動いたか、という分析ができます。
コホート分析
インストール後の継続率などの分析が可能です。
インストールした人 => 起動する といった「誰が(=ユーザー郡=コホート)、次に何をした」という条件を指定し、そのユーザー郡が行動に至った割合を分析できます。
ファンネル分析
インストール => 商品ページ => カート => 購入 といった「ユーザー流れ」を任意で指定し、その途中でどの程度離脱していくのか、という分析ができます。
SDKの導入
- Analytics専用のSDKはなく、Facebookが既に用意している【Facebook SDK】を導入することでAnalyticsも使えるようになります。
OS | 紹介ページ | SDK本体 | ドキュメント | 導入手順 |
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iOS | ■ | ■ | ■ | ■ |
Android | ■ | ■ | ■ | ■ |
- Facebook SDKの導入にあたっては、Facebook Developerアカウントへの登録が必要です。
- 既にFacebook SDKを導入されている場合は、こちらからレポートの閲覧ができます。
Analytics導入にあたって必要な設定
アナリティクスに表示される元データをFacebookサーバーに送信するため、「イベント」を設定する必要があります
iOS / ヘルプページ
- アプリがアクティベーション(起動)されたことを通知するイベントと、アプリ内で課金が発生したことを通知するイベントを設定します。
- iOSでは、Facebook Devbelopersページの設定を変更することで、アプリ内課金をすべて自動で取得することが可能です。詳細はこちら
- その他、「アプリ内検索」や「チュートリアル完了」などが、プリセットイベントとして用意されています。※「Events」という項目に一覧テーブルが記載されています。
Android / ヘルプページ
- iOSと同様に、起動と課金のイベントを設定します。
- Androidにはアプリ内課金の自動取得は用意されていませんので、課金のタイミングでイベントデータの送信が必要です