※目次と本文の雛形はChatGPTに出力してもらっています。
目次
- はじめに
- スペック・前提条件(筆者プロフィール)
- なぜデータベーススペシャリストを受けようと思ったか
- 勉強開始時点のスキルと知識
- 使用した教材
- 勉強スケジュールと学習計画
- 試験対策
- 試験当日の様子と感想
- 結果
- 振り返り
- おわりに
はじめに
こんにちは、ryoheiと申します。
2024年秋のデータベーススペシャリストを受験し無事合格できたので、合格体験記として記事にまとめていこうと思います。
スペック・前提条件(筆者プロフィール)
年齢:28歳
経歴:5~10人規模のインフラ運用保守チームメンバー(2年)、リーダー(3年)
業務でDBを直接触った経験:ほぼなし
学習開始時期:試験の3ヶ月前
保有資格:ITパスポート、基本情報、応用情報、CCNA(期限切れ)、AWS SAA(期限切れ)
なぜデータベーススペシャリストを受けようと思ったか
理由①:社内での昇格試験に必要な試験のうちの一つだったから
理由②:自身の環境を変えるときに、資格をもっていること有利に働くと考えたから
勉強開始時点のスキルと知識
OracleやPostgreSQLに触れたことがある
過去にデータベーススペシャリストを受験したことがある
※当時、申し込みはしたものの難しくて途中で挫折し、ロクに過去問演習をしないまま試験本番を迎え午後Ⅰであえなく撃沈
使用した教材
徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書
情報処理教科書 データベーススペシャリスト
勉強スケジュールと学習計画
学習期間は約3ヶ月ほど
土日に参考書の読み進めと過去問演習を進めました
合計で50~100時間程度は勉強したと思います
試験対策
〜試験2か月前
参考書の読み進めと午前Ⅱ過去問を進めました
過去にデータベーススペシャリスト試験自体受けたことはあったので、復習がてらという感じでした
過去に読んでいた徹底攻略を読破し、その後翔泳社のテキストを読み進めました
徹底攻略と翔泳社のテキストは以下の特徴があると思っており、徹底攻略 → 翔泳社 とよみ進めるのがベターと考えています
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徹底攻略
基礎から学べる。データベースに関する広範な知識を学べる。試験に特化はしていない。 -
翔泳社
試験対策に特化しているという特性のため、基礎や試験の特性が理解できていないと理解が追いつかないことがある。
特に、午後試験で求められる様々な業界の業務知識について深く解説している章があり、何を読まされているのかが分からなくなることがある。
※ここらへんは午後試験の過去問演習と合わせて相互に理解ができてくるポイントであり、初学者はつまづきやすいポイントだと思います。
午前試験対策(午前Ⅰ・午前Ⅱ)
特筆すべき点はありませんが、試験本番でも過去問が繰り返し使われるので選択肢を見た瞬間に答えが分かるくらいやり込みました。
翔泳社テキストの購入特典に、午前Ⅱ試験を単元ごとに整理したファイルがあるのでそちらを解きました。
〜試験当日
午後試験対策(午後Ⅰ・午後Ⅱ)
翔泳社のテキストの冒頭に、午後試験の考え方や対策に関する記載があり、大変参考になりました。
詳細はテキストを購入して読んでいただくことを推奨しますが、エッセンスだけこちらに記載していきます。
午後Ⅰ対策としては、午後Ⅱの過去問演習を行うことです。
なぜなら、午後Ⅱを解けるようになることで、基本的には午後Ⅰも解けるからです。
そのため、まずは午後Ⅱの過去問(問1, 問2)を5年分解きました。
また、概念データモデルに関しては午後Ⅱの対策だけで午後Ⅰの対策が完了するのですが、物理設計については幅が広いためそれだけでは対策しきれない部分があります。
午後Ⅰ物理設計の対策として、翔泳社のテキストにおすすめの午後Ⅰ過去問がピックアップされているので、それを順番に解きました。(計8問)
試験当日の様子と感想
午前Ⅰ
免除
午前Ⅱ
正直あまり得点できた自信がなく、不安な気持ちになった。
twitter等で答案を確認して不安をなくそうとしたがあまり効果がなかった。
気持ちを切り替えて午後試験に望むのが大事だと思う。
午後Ⅰ
問1, 問2を選択。
概念データモデルは選択すると決めていたので問1は有無を言わさず選択した。
問2,問3はなんとなく問3のほうが表が複雑そうであったことと、問2は日本語が多かったためじっくり読み込めば回答できそうだと考えて問2を選んだ。
午後Ⅰは本当に問題を解く時間が短いので、問題選択も時間をかけず行いたい。
また、悩みそうな問題は一度飛ばすなど、とにかく時間を意識して解き進めた。
午後Ⅱ
概念データモデル(問2)を選択すると決めていた。
解答用紙が配られた時点ですべて穴埋め(記述がない)ことが分かり、アタリ年であると安堵できた。
問題自体も典型的な問題で、終始落ち着いて解くことができた。
末尾に#, C, YMDなどを記載する記法は初めてだったと思い、少し手間取る部分はあった。
結果
午前Ⅰ:免除
午前Ⅱ:84点
午後Ⅰ:74点
午後Ⅱ:72点
振り返り
つくづく、試験対策には参考書選びが大切だと感じた。
翔泳社のテキストはめちゃくちゃ参考になり、ほぼ書いてある通りに対策を実施していったことが合格につながったと思う。
あと過去問はやはり難しく、全く解けずに何度も心が折れそうになったが諦めずに地道に努力を重ねたことが合格につながったと感じた。
小手先のテクニックにはなるが、SQLの穴埋めは頻出パターンがあるので何度も復習し、得点源にできると良いと思った。(例:LEFT OUTER JOIN が出やすいなど)
おわりに
これだけ記事を書いておいてなんですが、データベーススペシャリスト試験の勉強があまり業務に役立ったという実感はあまりありません・・・笑
概念データモデルの理解があまり業務に直結する人は多くないような・・・
とはいえ高難易度の国家資格を取得するという観点では大変意味があるかなと思います。
この記事がこれから受験する方の励みになれば幸いです。
質問等あればコメントで気軽にどうぞ!