AWS CDKとは
AWS CDKは、AWS Cloud Development Kitの略で、Infrastructure as Code(IaC)ツールの一つ。
使い慣れたプログラミング言語(JavaScript、TypeScript、Python、Java、C#)を使用してAWSリソースの構築をすることができる。
実態としては、AWS CDKでコード化したものがAWS CloudFormationのテンプレートに変換されているため、作成・更新・削除などの挙動については、AWS CloudFormationのユーザーズガイドを参照する。
スタックのリソースの更新動作
事前準備
AWS CDKを使用するための事前準備は、下記の通り。
- AWS CLIのインストール
- AWSの認証情報を設定
- Node.jsおよびyarnのインストール
インストール
yarn global add aws-cdk
cdk --version
初期化
mkdir <プロジェクト名>
cd <プロジェクト名>
cdk init --language=typescript
コマンド
# 差分表示
yarn cdk diff <スタック名>
# スタックを作成(デプロイはされない)
yarn cdk deploy --no-execute <スタック名>
# スタックを作成してデプロイ
yarn cdk deploy <スタック名>
# スタックを削除
yarn cdk destroy <スタック名>
実装時に参考にすべきドキュメント
実装したい内容を調べて出てくる内容はもちろんですが、やはり公式ドキュメントがおすすめ。
注意事項
- AWS CDKのバージョンに注意
2021年12月から安定版のv2の提供が開始。
実装したい内容を調べて出てくる内容がv1の記載となっているものもあるため注意が必要。
v1とv2の違いについては、こちらの説明がわかりやすい。
2021年の「re:Invent」で一般提供が開始された「CDK v2」