##そもそもMad Libs とは
簡単に説明すると、Mad Libsとはアメリカ発祥の言葉遊びである。
どのようにして遊ぶかというと、例えば、
「今日の天気は晴れだ。
とても嬉しい気持ちだ。
そうだ、今日は野球でもしよう。」
という物語があったとする。出題者はこの物語の内容を言わず、回答者に「名詞を一つ言って」と言う。その問いに対して回答者が、「じゃあキャスター付きの椅子にするわ。」と答えたとする。
どう変わるかというと、名詞の「天気」の部分が「キャスター付きの椅子」に変わり、
「今日のキャスター付きの椅子は晴れだ。」というわけのわからない文章になるのだ。
これを何度か繰り返し、文章をヘンテコにして楽しむのが Mad Libs というゲームである。
このサイトに面白い解説が記載されているので、併せて読んでみてください。
##Mad Libsに少し設定を加えて作ってみる
color = input("Enter a color: ")
noun1 = input("Enter a noun1: ")
noun2 = input("Enter a noun2: ")
print(color + "い色のバラが咲いている。")
print("その" + noun1 + "は、とても美しい。")
print("でも、" + noun2 + "が刺さったらおしまい。")
if noun2 == "とげ":
print("Ouch! You are hurting!")
else:
print("Continue this game!")
本来、Mad Libsに勝ち負けはないが、今回はバラ中心の物語にしたので、noun2に「とげ」というワードを代入してしまうと「とげが刺さって痛い」という設定を入れて、暗に負けということを示してみた。もちろん、noun2に「とげ」を入れなければそのままゲームを続行することができる。
##Mad Libs、楽しいですよ
今回は比較的短めのMad Libsを作りましたが、興味を持たれた方はぜひもっと長めのMad Libsを作ってみてください。その時は、きっと大人数でやるともっと楽しめますよ。
もちろん、プログラム上でなくとも紙面上でもできるので、ご心配なく。しかし、プログラム上だと様々な設定を付け加えられるので、もっと面白い(もしくは恐ろしい)Mad Libsが出来上がるかもしれませんが、、、