Rubyのコードをちょっと試したい時に便利なirbを超絶使いやすくするirbtoolsの紹介です。
以下のように、カラー表示やindentで見やすく、さらにlinuxのコマンド、内部でvimの起動など様々なことが出来ます。
インストール
irbtools, irbtools-moreをinstallします。
$ gem install irbtools irbtools-more
そして、irbの設定ファイルを作成し、以下の一行を記述します
$ vi ~/.irbrc
require 'irbtools/more'
これで完了です。
irbを開くと以下のようにプロンプトが「>>」に変わるはずです。
Welcome to IRB. You are using ruby 2.6.1p33 (2019-01-30 revision 66950) [x86_64-darwin18]. Have fun ;)
>>
(もし起動時にlibreadlineのエラーが出たら、こちらの記事 を参考にlibreadline.7.dylibにシンボリックリンクを設定して見て下さい)
irbtoolsのここが良い
カラー、インデントが効いて見やすい
以下簡単なeach分なのですが、自動でインデントが効いて見やすいです。
また結果がカラーで表示されます
補完が効く
メソッド、変数の補完が聞きます。
また「mof クラス、オブジェクト」で対象のメソッド一覧も出力可能です。
linuxコマンドが使える
例えば、ls、cat、mkdir、cpなどなど色々使えます。
その他、terminalライクに↑↓の矢印キーでコマンド履歴を遡れます。
これも地味に便利です。(コマンド履歴は通常でも使えました)
内部でvimが開ける
なんとirb上でvimが開けます。
ちょっとイメージし難いと思うのでデモを。(デモはnvimです)
このように、irb上でvimを開き、そこで作成したクラス、メソッドをirb側で実行できます!
こちらはメモリに保持されるので、途中で再度編集も可能です。
もうirb駆動開発?もできそうですね。
他にも色々
他にもかなり多くの機能があります。
詳しくは、こちらのREADME.mdを。