はじめに
Githubリポジトリにアップロードされているdockerfileを使って、ローカル環境で環境構築をするまでの手順をまとめます
以下は手順です
- リポジトリのクローン
- ディレクトリの移動
- Dockerイメージのビルド
- Dockerコンテナの起動
- Dockerの終了
1. リポジトリのクローン
Githubリポジトリをローカル環境にクローンします。
git clone https://github.com/your-repo-url.git
※your-repo-url
を実際のリポジトリURLに置き換えてください
2. ディレクトリの移動
クローンしたリポジトリのディレクトリに移動
cd your-repo-directory
※クローンする際にディレクトリ名を指定しない場合、GitHubのリポジトリ名がローカルディレクトリの名前になります。ls
コマンドを用いて確認してください。
3. Dockerイメージのビルド
開発用dockerfile
ディレクトリ内のDockerfileを使ってDockerイメージをビルドします。
docker build -t chatbot-dev -f 開発用dockerfile/Dockerfile .
なおDockerイメージのビルドとは、Dockerfileに記述された指示に従って、必要なソフトウェア、ライブラリ、設定ファイルを含むコンテナイメージを作成するプロセスです。このイメージは、後でコンテナを起動するときに使用されます。
コマンドラインオプション | 説明 |
---|---|
-t chatbot-dev |
作成するイメージにchatbot-dev という名前(タグ)を付けています |
-f 開発用dockerfile/Dockerfile |
Dockerfileの場所を指定します。 |
. |
現在のディレクトリをコンテキストとして使用します(ソースコードや設定ファイルが存在するディレクトリ) |
4. Dockerコンテナの起動
作成したコンテナイメージを使って、コンテナの作成~起動をします。
docker run -it --rm --name my-container-name my-image-name bash
コマンドラインオプション | 説明 |
---|---|
-it |
インタラクティブモードで仮想端末を使用します |
--rm |
コンテナが停止したときに自動的に削除します |
--name my-container-name |
コンテナに my-container-name という名前を付けます |
my-image-name |
使用するイメージの名前です |
bash |
コンテナが起動した後に実行するコマンドです。この場合、bash シェルを起動します |
5. Dockerの終了
Dockerコンテナの使用を終了するには、コンテナ内のターミナルでexit
コマンドを入力します。これによりコンテナが停止し、自動的に削除されます(--rm
オプションによる)。
exit
おまけ:Dockerコンテナの起動・終了を確認する方法
- 起動の確認
-
docker ps
: 実行中のコンテナを確認
-
- 終了の確認
-
docker ps -a
: 終了したコンテナも含めたすべてのコンテナを確認
-