最近はAWSの勉強を一旦休憩して、AWS以外の本を読んでます。軽くですが紹介したいと思います。技術書を探す際、テック・ブック・ランクが便利です。
マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)
概要
ネットワーク、TCP/IPについて学ぶ際の定番の入門書。コンピュータやネットワークの歴史から始まり、TCP/IPの基礎、階層ごとのプロトコル、セキュリティ面について記載されている。
感想
入門書ではあるが知識ゼロの状態から読み切るのはきつい、基本情報のネットワークの知識があればいいかも。660ページぐらいあるけど、図表多めで読みやすい。一読した後は、辞書的に利用するのがいいと思った。各プロトコルの名前と概要について簡単には知っていたけど、詳細な仕組みについて解説されていて勉強になる。あと、道路とか郵便を例え話に持ってくるのが多くて若干くどかった。
ネットワークはなぜつながるのか 第2版
概要
これもネットワークに関する定番の本。URLをブラウザに入力してから画面にWebページが表示されるまで順を追って、ネットワークの主要な技術について説明されている。
感想
地図を使用してネットワークの全体像を掴み、今まで学んできた断片的なネットワークの知識を繋げてくれる本。内容をちゃんと追っていくのは自分には難しく、途中で心が折れてサラッと読んでしまった、2周3周読んでものにしたい。
インフラエンジニアの教科書
概要
著者は、LINE㈱のインフラエンジニア。前半はインフラエンジニアの仕事内容、各種インフラ(サーバ、OS、ネットワーク、ストレージなど)の解説。後半は著者の経験を踏まえたインフラの購買、選定、運用やエンジニアの成長面についても記載されている。タイトル「インフラエンジニアの教科書」のとおり、著者の部署に配属された新入社員にぜひ知ってほしい内容として書かれている。
感想
今回紹介した本の中では読了難易度は易しめ、非エンジニアの方でも読み進めることができる。各種インフラの解説では、サーバなどの実物写真があり、インフラの雰囲気が掴みやすい(但し、写真のサイズ感がわかりずらい)。前2つに紹介した本のような理論的というよりは、実践よりな内容であり、技術的な知識を深堀りするような内容ではない。続編「インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識」もあるので、読もうと思う。