Rubyを使ってみた記事を書いたので、ついでにRuby on Railsも使ってみた記事を書きます
Ruby on Railsとは
Ruby の Web アプリケーション・フレームワークです
Ruby という言語で Webアプリを簡単に構築できるようになります
Ruby on Railsの環境構築方法
rbenvをインストール
- はじめにrubyを複数バージョン管理できるように
rbenv
をインストールしましょう
# rbenvのインストール
brew install rbenv ruby-build
# rbenv の初期化
rbenv init
# zshを使用している場合
echo 'eval "$(rbenv init - zsh)"' >> ~/.zshrc
# 設定を反映
source ~/.zshrc
# インストールできているかの確認
rbenv --version
rubyのインストール
- rbenvのインストールが完了した後は適当に好きなバージョンをインストールしてみましょう
# インストールできるバージョンの確認
rbenv install --list
# 例えば3.1.6をインストール
rbenv install 3.1.6
# 作業ディレクトリ配下で実行してバージョン切り替え
rbenv local 3.1.6
# バージョンの確認(ここまで手順通りであれば「3.1.6」と表示される)
ruby -v
Railsを動かすための「Gem」のインストール
- 様々な便利なライブラリをGemといいます
- 依存関係を管理する便利なライブラリ「Bundler」をインストールしてみましょう
# bundlerのバージョン一覧を取得
gem list bundler -rea
# ""内で好きなバージョンを指定
gem install bundler -v "2.3.27"
# Bundlerのバージョン確認
bundler -v
railsのインストール
- Bundlerをインストールできたところで本題のrailsのインストールを行います
- Gemfileというものを使用してインストールしたいものと依存関係の管理を行います
# gemfileの作成(実行したディレクトリに「Gemfile」が作成されます)
bundle init
# Gemfileの内容に以下を追記します(railsのバージョンは何でも問題ありません)
gem 'rails', '>= 7.0.0'
# ローカル環境に影響が出ないように以下の設定を実施
bundle config set path '.bundle'
# Gemfileの記述に沿ってインストール(成功すると「Bundle complete!」と表示されます)
bundle install
# railsのバージョンを確認(Bundlerで依存関係を管理している場合は「bundle exec」をつけた方が良いそうです)
bundle exec rails -v
Webアプリの自動作成
- railsがインストール・使用できるようになりましたのでここからWebアプリを作成してみます
bundle exec rails new .
# 色々とディレクトリやファイルが作成されるなかで
# 下記のように表示されると思いますが、一旦「a」を入力してEnter
# conflict Gemfile
# Overwrite ....../Gemfile? (enter "h" for help) [Ynaqdhm]
# railsサーバの起動
bundle exec rails server
サーバが起動できると「http://127.0.0.1:3000」で以下のようなrailsアプリのデフォルト画面にアクセスできると思います
終わりに
以上でRuby on Railsを使ってみた内容は終了です
手順もかなり簡単で導入しやすさを感じましたb
ぜひRuby on Railsを活かしてWebアプリなどを作成してみてはいかがでしょうか?