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[Laravel]Gmailを利用したメール送信

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自身のLaravel学習の備忘録として。
Laravelにおいてメール送信機能はパスワードリマインダーなどで使用される。
パスワードを忘れてしまい、ログイン出来ないときにemailに再設定のメールを送るやつ。

以下の写真において,画面右上に「LOGIN」と「REGISTER」が表示されているように、すでにアプリケーションに認証機能を実装された状態。

スクリーンショット 2020-09-24 0.54.27.png

#環境
macOS Catalina バージョン10.15.4
Laravel 5.8.38

#Gmail側の設定
以下のURLから設定。
https://myaccount.google.com/security

googleアカウントでは以下の設定を行う。
  ・「2段階認証プロセス」を「オン」にする
  ・「アプリパスワード」を設定する

「2段階認証プロセス」はスマートフォンのGoogleアプリを使うなどしてGoogleアカウントの認証を行う方法。
この設定をしないと次の「アプリパスワード」の設定が出来ない。

スクリーンショット 2020-09-24 0.08.44.png

アプリパスワードの「アプリを選択」のプルダウンで「その他(名前を入力)」を選択し、アプリ名を入力する。
写真では「Laravel」となっているがアプリ名はわかりやすいものがいい。

スクリーンショット 2020-09-24 0.20.24.png

「生成」ボタンを押すとアプリパスワードが表示される。
このパスワードをLaravelの設定ファイルに書き込む。

スクリーンショット 2020-09-24 0.28.41.png

Laravelの.envを開き、以下の部分を修正。

MAIL_DRIVER=smtp
MAIL_HOST=smtp.mailtrap.io
MAIL_PORT=2525
MAIL_USERNAME=null
MAIL_PASSWORD=null
MAIL_ENCRYPTION=null

MAIL_DRIVER=smtp
MAIL_HOST=smtp.gmail.com
MAIL_PORT=587
MAIL_USERNAME=****@gmail.com ← 自分のgmailのメールアドレス
MAIL_PASSWORD=**** ← アプリパスワード
MAIL_ENCRYPTION=tls

MAIL_PASSWORDには先ほど生成したアプリパスワードを入力。

ちなみにMAIL_PORTで指定した587という数字はSMTP(TLS/STARTTLS)のポート番号。

SMTP
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とは、送信したメールを宛先のメールサーバーまで届ける技術のこと。
ユーザーがメールソフトウェア(例:Gmailなど)を使用してメールを送信すると、設定されているSMTPサーバーがメールを送信先のサーバーに配信します。

TLS
TLSとはSSLの次世代規格のことで、電子メールを暗号化することでプライバシーを保護するセキュリティプロトコルを指します。

STARTTLS
STARTTLSとは、メールの送受信を暗号化する方法です。送信サーバーから受信サーバーへのデータ通信を暗号化することにより、メール通信経路上の悪意のあるハッキングからメールを保護できます。

#動作確認
実際に「REGISTER」からアカウントを登録。試しに自身のgmailのアドレスで登録。メールが届き、ログイン状態になればOK。

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