作業記録。
前提
- VirtualBox は 2021-05-06 時点で最新の 6.1.22 を利用する。
手順
ISO ファイルダウンロード
- CentOS Mirror にアクセスし, 最寄りのミラーより CentOS-Stream-8-x86_64-20210503-boot.iso をダウンロードする。
仮想マシン作成
- VirtualBox を起動し, 仮想マシン - 新規 をクリックする。
- 名前とオペレーティングシステム: 名前欄に
centos8
と入力し, 次へ ボタンを押下する。- タイプは Linux, バージョンは Red Hat (64-bit) が自動的に選択される。
- メモリーサイズ: そのまま 次へ ボタンを押下する。
- ハードディスク: そのまま 作成 ボタンを押下する。
- ハードディスクのファイルタイプ: そのまま 次へ ボタンを押下する。
- 物理ハードディスクにあるストレージ: そのまま 次へ ボタンを押下する。
- ファイルの場所とサイズ: そのまま 作成 ボタンを押下する。
仮想マシン設定
- 作成した仮想マシンを選択し, 仮想マシン - 設定 をクリックする。
- ストレージ: コントローラー IDE の 光学ドライブ に, 先ほどダウンロードした ISO ファイルを指定する。
- オーディオ: オーディオを有効化 のチェックを 外す。
- ネットワーク:
- アダプター 1: 高度 をクリックし, アダプタータイプ を 準仮想化ネットワーク (virtio-net) に変更する。
- アダプター 2: ネットワークアダプターを有効化 にチェックを入れ, 割り当て を ホストオンリーアダプター に変更, アダプタータイプ を 準仮想化ネットワーク (virtio-net) に変更する。
- USB: USB コントローラーを有効化 のチェックを 外す。
- OK ボタンを押下する。
仮想マシン起動, CentOS インストール
- VirtualBox の仮想マシンは, 右 Ctrl キーで抜けられる。
- 日本語キーボードの場合,
=
を入力するには0
の 2 つ右:^
キーを押下する。
- 作成した仮想マシンを選択し, 仮想マシン - 起動 - 通常起動 をクリックする。
- CentOS Linux 8.0.1905: Install CentOS Stream 8-stream を選択し, Tab キー を押下,
resolution=1280x800
と追記し, Enter キー を押下する。- 初期設定のままインストーラーを起動すると, 画面が切れてしまう。
- WELCOME TO CENTOS STREAM 8-stream: 日本語 Japanese を選択し, 続行 ボタンを押下する。
- 検索欄に
ja
と入力すると候補を絞れる。
- 検索欄に
- ネットワークとホスト名:
-
ホスト名 に
centos8
と入力し, 適用 ボタンを押下する。 - Ethernet (enp0s3) が選択されていることを確認し, 設定 ボタンを押下する。
- 全般 タブを開き, 優先的に自動接続する にチェックを入れ, 保存 ボタンを押下する。
- 画面右上の オフ と記載されたスイッチをクリックし, オン にする。
- Ethernet (enp0s8) を選択し, 設定 ボタンを押下する。
- 全般 タブを開き, 優先的に自動接続する にチェックを入れ, 保存 ボタンを押下する。
- 画面右上の オフ と記載されたスイッチをクリックし, オン にする。
- 完了 ボタンを押下する。
-
ホスト名 に
- KDUMP:
- kdump を有効にする のチェックを 外し, 完了 ボタンを押下する。
- インストール先:
- そのまま 完了 ボタンを押下する。
- (英語配列のキーボードを利用している場合) キーボード:
-
+ ボタンを押下し, 英語 (US) を選択, 追加 ボタンを押下する。
- 検索欄に
us
と入力すると候補を絞れる。
- 検索欄に
- 追加した 英語 (US) を選択し, ^ ボタンを押下, 優先順位を変更し, 完了 ボタンを押下する。
-
+ ボタンを押下し, 英語 (US) を選択, 追加 ボタンを押下する。
- 日付と時刻:
- 地域 から アジア, 都市 から 東京 を選択し, ネットワーク時刻 の歯車ボタンを押下する。
- NTP が稼働中: 緑色のチェックマークが表示されていることを確認し, OK ボタンを押下する。
- 完了 ボタンを押下する。
- インストールソース:
-
ネットワーク上 から http:// を選択し,
ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/8-stream/BaseOS/x86_64/os/
と入力, 完了 ボタンを押下する。
-
ネットワーク上 から http:// を選択し,
- ソフトウェアの選択:
- 最小限のインストール を選択し, 完了 ボタンを押下する。
- root パスワード:
- root ユーザーのパスワードを入力し, 完了 ボタンを押下する。
- インストールの開始 ボタンを押下する。
- インストールが完了するまで待機する。
- システムの再起動 ボタンを押下する。
なお, 以前は再起動後も光学ドライブから起動してしまうため, 手動で仮想ドライブからディスクを抜く必要があったが, 2021-05-06 時点では不要になった。
参考: anaconda-ks.cfg
上記の手順でインストールした場合に生成される anaconda-ks.cfg の内容。
ただし, rootpw の内容は伏せている。
anaconda-ks.cfg
# version=RHEL8
# Use graphical install
graphical
repo --name="AppStream" --baseurl=http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/8-stream/BaseOS/x86_64/os
%packages
@^minimal-environment
%end
# Keyboard layouts
keyboard --xlayouts='us','jp'
# System language
lang ja_JP.UTF-8
# Network information
network --bootproto=dhcp --device=enp0s3 --ipv6=auto --activate
network --bootproto=dhcp --device=enp0s8 --ipv6=auto --activate
network --hostname=centos8
# Use network installation
url --url="http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/8-stream/BaseOS/x86_64/os/"
# Run the Setup Agent on first boot
firstboot --enable
ignoredisk --only-use=sda
autopart
# Partition clearing information
clearpart --none --initlabel
# System timezone
timezone Asia/Tokyo --isUtc --ntpservers=2.centos.pool.ntp.org,2.centos.pool.ntp.org,2.centos.pool.ntp.org,2.centos.pool.ntp.org
# Root password
rootpw --iscrypted
%addon com_redhat_kdump --disable --reserve-mb='auto'
%end
%anaconda
pwpolicy root --minlen=6 --minquality=1 --notstrict --nochanges --notempty
pwpolicy user --minlen=6 --minquality=1 --notstrict --nochanges --emptyok
pwpolicy luks --minlen=6 --minquality=1 --notstrict --nochanges --notempty
%end
どっとはらい。