Linuxとは
■ オープンソース(無料で使用できプログラムの改変が可能)なOSである
---→ ここ20年程度で天才プログラマーたちが改良に改良を重ねてすんばらしいOSになった!
■ オープンソースゆえにサーバーとしてよく用いられる
---→ Windowsだと何万円もかかってしまう
■ MacOSやAndroidみたいな新しいOSを作ることもできる
---→ かの有名なOSも基はLinux
■ UIはCUIだけのものもあればGUIでの操作ができるものもある
---→ CUIとは、あの真っ暗な画面でコマンドが打てるあれ
■ 大きく分けてDebian系とRedHat系に分かれる
---→ それ以外にもあるが、とりあえずこれだけ覚えておけば何とかなる
目的によって適切なものを選べばよい
Debian系とRedHat系それぞれの一部種類と詳細を以下で紹介
※なおカーネルやらディストリビューションやら話をすると長いので割愛、、、
Linuxの種類
Debian系
■Debian
主にCUIでコマンド入力し操作するLinux
初学者には少しお堅く元祖Linuxというイメージ
普通のパソコンとしてDebian系を使いたい場合は下記がおすすめ
■Ubuntu
Windowsに近いGUIでとても使いやすい
筆者が最初に触ったLinuxはこれ
あまりWindosとデザインや操作感が変わらないのでLinux初学者におすすめ
■Linux Mint
Microsoft Officeに似たソフトが使えることで有名
GUIもUbuntuのように使いやすくシンプル
■elementary OS
Windowsはあまり使わないという人におすすめ
デザインや操作感はMacのような感じ
Red Hat系
Red Hat系は商業的側面の強く、安定性があり、有償ライセンスでのサポートもあるためサーバーとして用いられることが多い
■Red Hat Enterprise Linux(RHEL)
Red Hat社が開発した有償のLinuxである
個人というよりは企業が使用しているイメージ
■Cent OS
RHELとの互換性が高く人気のある無償のLinux
個人でRed Hat系を使うならこれ
ただし、2021年にサポートは終了したため、企業では採用しずらいが
個人で楽しむ分には問題ないかと
■Raspbian
軽量なPCを作成するのに向いているLinux
人気なものにRaspberry Piがある
本体価格は安くスターターキットが1万円くらいで購入できる
Debian系とRed Hat系のコマンドの違い
Debian系とRed Hat系はパッケージと呼ばれる拡張機能(nanoやSambaやNTP等)をインストールする際に、コマンドの入力が必要だが下記のようにそれぞれで異なる
■パッケージのインストール
・Debian系
apt-get install <パッケージ名>
・Red Hat系
yum install <パッケージ名>
■パッケージの削除
・Debian系
apt-get remove <パッケージ名>
・Red Hat系
yum erase / remove <パッケージ名>