概要
こんにちは、事業会社でフルスタックエンジニア(現在はフロント)をしているものです。
仕事柄、他職種との交流が多く、アプローチに試行錯誤してきました。
求人サイトでもよく他職種とのコミュニケーションは歓迎事項、必須事項になっていますので一度簡単にまとめようと思いました次第です。
対デザイナー
- Figmaに積極的にコメントを行う
- UIコンポーネントライブラリ、既存のコンポーネントの仕様の説明の場を設ける→UIコンポーネントライブラリのドキュメントを共有。
- コンポーネント作成の前に要件や挙動の詳細について打ち合わせしておくと齟齬がなくていい。特にエラーケースや空のケースなどについてのデザインが想定されていない場合もあるので確認しておく。
- 画像の形式は両者で話し合って予め基準を設けておくと良い。SVG or PNG
- Storybookを導入してコンポーネントのカタログとして用いるのは効果的。(ステージ環境などに上げて共有する。)
ポイント:UIコンポーネントライブラリを導入している場合はできるだけそれに沿うようにお願いする。
対ディレクター
- 進捗はメンション付きで
- 課題のステータス変更時にはメンションをつける
- 困っていることがあるかを進捗報告時に添える
- なるべく要件や資料は1箇所にまとめてもらうように事前交渉する。スプシ、ワイヤーなどを課題のチケットにまとめてもらう。プルリクエストのレビュアーも確認がしやすい。
ポイント:ディレクターは「結局次に何をするのか」、「現状はどのようか」という情報を特に望んでいるケースが多いため、積極的に情報を伝達する。また、無いなら「無い」という情報も添えておくのはおすすめ。後でのツッコミがへる。
対管理職(非エンジニア)
- 体調、現状が快適かどうか、キャリア観、不満点などをいう。
- ここで変に遠慮したりすると現状が変わらないままになるので正直に言っておく。
- 何も言わないと不満はないと認定されてしまう。
- こういうことに取り組んでみたいということは積極的に伝えておく。意外と自信ないタスクでも振ってもらえたりする。
ポイント:遠慮なく正直に話す。現状を伝える。
対広報
- GTMの設定やLPなどの作成依頼などがくる。
- 構造よりも見積もりと速度を意識する。
- 広報依頼の課題は納期が厳しめの課題が多いので、必要な情報、記事コンテンツ、画像素材などを早めにもらうように言っておく。
- 定期的に発生する業務も多いのでコンポーネント設計時には拡張性を意識する。テストコードも作成しておき品質を担保しておく。
ポイント:アセット関連は早期に目処を立てておく。マーケティング用語をサラッと学習するとコミュニケーションコストがグッと下がる傾向。
その他
- とっつきにくい人やキャラクターがわかりにくい人とはランチを1対1で行くのがおすすめ。
- 複数人でワイワイ行くと結局その人自身を知ることができない。相手の印象にも残りにくい。
- 一旦度胸や勇気はないものとして話す。
- 目上の人に恐れず話しかけることを推奨する。コミュニケーション力が高いと評価されやすいので良いかも。