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意思決定者から上手にデザインレビューを受けるための4つのポイント

この記事は株式会社グロービスのAdvent Calendar 2018の13日目 の記事です。

みなさんこんにちは。デザイナーの渡邉です。

渡邉多すぎる問題があり「リョウジさん」と呼ばれているますが、実は生粋のポケモンマニアで「サトシ」という裏ニックネームを持っています。

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さて突然ですがデザイナーの皆さん!意思決定者のデザインレビューで腹落ちしないことはありませんか?


  • もっと無骨な感じで力強く

  • Appleぽくカッコ良くして

  • ボタンは赤の方が良いな

  • いい感じのグラデにして…etc

上記のようなことを言われれば、デザインレビューではなく個人の感想では?と考えてしまい、コミュニケーションを諦めて腹落ちしないまま修正作業をすることもあると思います。

しかし、なぜデザインレビューが意思決定者の感想になってしまったのでしょうか?

その理由はデザインの前提条件が不足してしまっているからです。

僕個人の感覚値ですが、プロダクト開発のスクラムメンバー間では前提条件が共有できているので、事前情報がなくても精度の高いデザインレビューが行われることが多いです。

反対に普段プロジェクトに関係していない意思決定者や、受託開発をしている場合の発注者(意思決定者)など、日頃から密に連携していない場合は前提条件が不足してしまいデザインレビュー が個人の感想に終始してしまうことが多いです。

前提条件をしっかりと理解してもらい、意味のあるレビューをもらうために下記4点を気をつけましょう。


1, ターゲットユーザーを明確にする

「男性 or 女性」または「新規購入 or 継続利用」などターゲットユーザーによってデザインのアプローチ方法や情報の優先順にが大きく異なります。

わかりやすい例として弊社で運営している「グロービス学び放題」と「グロービス学び放題フレッシャーズ」の訴求画像を比較してみました。ターゲットユーザーの違いがデザインに大きく反映されています。

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グロービス学び放題
フレッシャーズ

ターゲットユーザー
若手〜中堅社員
新入社員〜若手社員

このようにターゲットユーザーが違えば、写真選定やデザインのトンマナ、キャッチコピーなど様々な要素が変わってきますので、デザインレビュー前に明確にしましょう。

また、マーケティングという文脈で語られることが多いですが、最近では明治「THE Chocolate」のブランドリニューアルがターゲットユーザーやデザインの目的を明確にして成功した例だと思います。

「あなたの年代がターゲットではない」上司へ放った“あのひと言”の真相|明治のチョコレート革命


2, デザインの目的を明確にする

当たり前の話かもしれませんが目的が違えば手段も大きく変わってきます。

下記はグロービス学び放題のカテゴリーのコース一覧ページです。

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現状はじっくりとコース内容を吟味して次に学習するコースを探すためにデザインされたページです。なのでコースの説明が詳細に書かれていて、難易度順に縦に並べられています。

しかし、もし目的が「学びたいコースが決まっていてそれを探すページ」だったらどうでしょうか?

まず検索窓は必要になりますし、もしかしたら今までの学習履歴からリコメンドされた動画があればすぐに目的のコースを見つけることができるかもしれません。


3, 制約について明確にする

デザインするうえでほとんどの場合制約が存在します。


  • 技術的制約(レスポンシブデザインだからレイアウトが制限されるなど)

  • 期日的制約(納品までに期日がなく妥協しなかればならないなど)

  • 予算的制約(予算がないから実装が難しいなど)…etc

制約によって理想的なデザインから妥協しなければならないこともあると思います。なので制約がある場合は事前に明確にしておきましょう。


4, 事前にメールやslackなどでデザインを共有しておく

個人的にはこれすごく重要なことだと思います。

なぜならば、考える時間がないとレビューの観点が抜け漏れしてしまう可能性があるからです。

また考える時間がないと反射的に個人の好みでレビューをする人も増えてしまうので、僕はレビューの1日前には1〜3の情報とともにデザインを共有するようにしています。


まとめに変えて

いかがでしたか?本来であれば密に連携すべきですが「意思決定者が忙しすぎて難しい!!」と悩めるデザイナーの力になれたら嬉しいです!

今回初めてのqiiita投稿で至らない点も多々あった思いますがサトシの次回投稿に期待してもらえればと思います。

お疲れ様でした!