screen Linux コマンドまとめ

はじめに

深層学習モデルの学習や，データの前処理などでコマンドを実行して，長時間放置するような機会が増えたためターミナルやセッションの管理,バックグランドでの実行をしたいと思うようになりました．
nohup,screen,tmuxなど様々なコマンドがあるなかで，とりあえず１つマスターしようと思いscreenコマンドから入りました．

参考：

本記事では原理や用語解説などは行わず，自信がよく使うもののみを紹介します．随時更新していきます．

screen コマンドの使い方

sudo apt install screen

新しいセッションを作る

screen

名前付きで新しいセッションを作る

screen -S name

セッションの一覧を確認する

screen -ls

デタッチする

<ctrl> + <a>
d

再アタッチする

screen -r

PIDを指定して再アタッチする

screen -r PID

セッション名を指定して再アタッチする

screen -r name

アタッチした状態でセッション名をつけ直す

<ctrl> + <a>
:sessionname name

コピーモードに入る・スクロールを可能にする

<ctrl> + <a>
[

抜ける時はesc

セッションを終了する

セッション内部

<ctrl> + <a>
k

セッション内部

<ctrl> + <a>
:quit

セッション外部

screen -S sessionname -X quit

実行したコマンドをscreenに付け替える

• reptyrコマンドのインストール

sudo apt install reptyr

• screenをアタッチする
• reptyrコマンドで付け替える
  ps aux | grep 実行ファイルやnvtop, htopなどで付け替えたいコマンドのPIDを調べる
  子プロセスがある場合はTオプションをつける

sudo reptyr -T PID