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エラーハンドリングを重視した機能開発

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はじめに

設計の時点でエラーハンドリングの意識はできていますか?
読みやすくてバグを拾いやすいコーディングをすることで、レビューもしやすくなりますし、非機能要件の考慮もできます。ここでは、そんなことについて触れています。
駆け出しの人に向けた記事になっていますので、優しいマサカリはいつでもお願いします。

何がおいしいの?

これで実装するととりあえず

  1. セキュリティ
  2. 保守性
  3. 可読性
  4. テスト性
  5. 例外処理の正確さ

が担保できると思います。

内容

処理に入る前に異常値はすべて弾くという記述法です。
メリットとしては、
①テストしやすい(正常系以外が拾いやすい)
②処理に余分な例外がなくなり読みやすい(例外処理がわかりやすい)
③レビューしやすい(設計書に照らし合わせやすい)
などがあると思います。

コード例

あくまで一例ですが、このようなコーディングができます。

method A(int num, String str){

 //セッション情報の確認
 セッション確認
 
 //num値の確認
 if(num == null) {エラー処理1};//nullはだめ
 if(num <= 0){エラー処理2};//0以下はだめ
 if(num > 3){エラー処理3};//1,2,3以外だめ
 
 //num値OK、str値の確認
 if(str == null){エラー処理4};//nullはだめ
 if(str.equal("")){エラー処理5};//空文字はだめ
 
 //str値OK、処理
 if(num == 1){
  //処理1
 }else if(num == 2){ 
  //処理2
 }
}

処理に入るころには入力値系の例外はすべて拾えている
といった寸法です

#おわり
このようなコードがのちに書かれることを想定して設計することで、後工程でもメリットが得られます。
詳細設計レベルでは落とし込みができますが、基本設計レベルでは粒度の問題でできないので、コーディング規約で縛るのもアリかもしれませんね。

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