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情報処理安全確保支援士に仕事しつつ3ヶ月で合格した備忘録

Last updated at Posted at 2024-07-04

はじめに

R6年春の情報処理安全確保支援士試験に合格しました。ヨッシャ。
これから受験される方の、参考になるかは分かりませんが、忘れないうちに記録を残しておきます。
駄文散文ですみませんが、よろしくお願いします。

あんた誰?

・今年新卒3年目のSIerです(Javaチョットデキル)
・応用情報持ち
・文系私大経済学部卒
・セキュリティ監査をしたことがある
・上流ばっかやってる(PGしたい)

受験の動機

IT業界にいる以上、情報セキュリティは必ず抑えなくてはいけない分野ですし、今後の需要も凄まじいことになりそうなので取っときました。(1年半前に取った応用の午前免除が切れそうだからとかもあります)

勉強方法

使用した教材

  1. 情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2024年版
  2. 2024 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策
  3. うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集[第2版]

どんなふうに勉強したん?

試験開始3ヶ月前からスタートしました。
だいたい1日あたり0.5時間〜2時間程度通勤時間+αで本読みをやって、土日は2時間ほど、多い時で4時間ほど勉強してました。
だるい時は知識の定着を図るための確認だけはしていました。
具体的にどんな勉強したかは以下の通りです。

【1ヶ月目】

情報処理教科書を2周し、並行して過去問道場を行いました(1ヶ月くらい)
教科書を見て知識の確認をしつつ、過去問道場で、問われる形式やポイントを学びました。ここらへんは基礎力に繋がるので、しっかり詰めていきました。

【2ヶ月目】

重点対策本を2周しました。(1ヶ月くらい)
1周目は問題ごとに答えを見て、解説を読んで理解力を向上させました。解説でわからないところは適宜調べて深く理解することを意識してました。
2周目は答えもほんのり覚えているので、制限時間の半分の時間で問題を処理し、理解が足りていない部分を埋めていきました。

【3ヶ月目】

過去問を5年分を2周〜しました。(テスト1週間前まで)
重点対策本と全く同じ方法で学習をしていました。

【テスト1週間前】

うかる!を2周し、残りは確認に充てました。
ただ、うかる!が効いたのかは(今回の試験に限っては)定かではないです。ただ、とてもいい本だとは思います。

試験当日

【準備編】

試験会場では男性の受験者が非常に多く、男子トイレが大行列していという珍しい経験をしました。
午前1は免除されてたので、午前2からの参加でゆっくり準備できました。これは結構デカいかもです。

【試験編】

午前2

過去問の流用や既知の知識を問われているものが多く、問題なく進められました。いつも通り、特に難しくもなくと言ったレベル感でした。

午後

目を疑いました。
ん?ここ数年出題されてなかったプログラミング系の問題がめっちゃあるぞ、と。
セキュアプログラミングに関する問題は最近のトレンドで少なくなっており、今後も出題は少なくなると思っていましたが、まさかの大問4つ中、3つが関連した問題でした。対策してなかったので焦りましたね。
問題の内容自体は例年よりやや難しかったくらいですが、文章量が爆増していたため、時間との戦いになりました。
なんとか制限時間内に全て書き終えましたが、手応えは半分半分でした。(めっちゃ嫌な汗をかいた)

結果

午前2: 84点
午後 : 83点

まさかかなり余裕のある合格で、非常に嬉しかったです。これどういう採点してるんだろうか。(素点→偏差の感じかな)

おわりに

R6春の情報処理安全確保支援士試験は、「セキュアプログラミングは、セキュリティのスペシャリストを名乗るなら最低限抑えるべき知識です」というIPAからのメッセージ性のある回だったと思いました。
ですが、いきなりセキュアプログラミングが大半を占めている問題構成にすると受験者の対策も機能しにくくなるので、手心を加えて頂ければと思います。
ちなみに過去問道場の掲示板は未だかつてないほど盛り上がっていたそうです。(悪い意味で)

また、R6秋はまた形式が変わる可能性があるので、どんな問題にも対応できる柔軟性が求められてると思いました。
今後受験をしようと考えている方は参考にしていただければ幸いです。

おわり

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