Windowsには拡大鏡という機能があります。利用される方には便利な機能なのですが、ショートカットがWindows
++
になっているため、Windows
+L
(画面のロック)をよく利用する人にとっては、押し間違えた時に面倒な機能になっています。
拡大鏡を実行できなくする
ここでは、レジストリを変更して拡大鏡を実行させないようにするコマンドを記載します。レジストリの変更になるため、自己責任でお願いします。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行するだけです。
echo. > C:\Windows\dummy.exe
reg add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options\Magnify.exe" /v Debugger /t REG_SZ /d "C:\Windows\dummy.exe" /f
これは、何もしない実行ファイルを作成し、拡大鏡を実行しようとしたときに、代わりに何もしない実行ファイルを実行するようにしています。
#dummy.exeのパスは任意です。
#コマンドプロンプトが一瞬見えても気にならない方であれば、C:\Windows\System32\cmd.exe
を指定するのが一般的なようです。
参考
reg addコマンド 公式リファレンス