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ITパスポート試験は一夜漬けできるのか?学習から探るその可能性。

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ITパスポート試験は、IT業界の職業人のみならず、今後のIT社会を生きる人々にとって求められる知識を広く浅く問われる試験です。

ITパスポート試験
対象者像は「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」。

要約

もともとの知識量と記憶力の良さがあれば、一夜漬けは可能できる可能性は0でない。
足切りラインを超えればよいので、自信満々マンはぜひ挑戦してみてください。

この記事の目的

この記事は、2023年2月にITパスポート試験を受験した私の感想戦として、学習内容やその効果を共有するものです。これから受験する方のお役に立てば嬉しいというのが半分、次に目指す基本情報技術者試験に向けた自らへの教訓として書き残すのが半分。よろしくおねがいします。

この記事の対象者

  • IT業界に対する知識がほとんどなく、ITパスポート試験から始めようと考えている方。
  • 基本情報技術者試験から受験するつもりだが、ITパスポートの様子も知りたい方。

試験学習前の知識量

  • 試験を受けるまで、IT業界への知識はほとんど0。かろうじて、テクノロジ系が少しわかる程度の知識量でした。(家庭的なハードウェアやネットワークの知識くらい。)
  • 過去問を見てもほとんどわかりらない状態。

学習時間と結果

1月から学習を初めて、2月5日に受験。学習時間は1日平均2時間程度、計50時間程度でした。
合格結果は一月先のため、確定はしていませんが、点数は合格基準を上回っていました。

学習活動

学習計画

 まずはじめに、学習計画と目安の受験日を決めました。世間的な学習期間を調べてみると「1〜2週間」や「一夜漬け」などの意見も見られましたが、現状過去問がまったく解けなかったのと、試験のための勉強というよりは、網羅的に情報に触れながら気になるトピックは都度学習したかったため、余裕を見て1ヶ月としました。
 ネットの過去問などに触れてみて「要点を押さえれば大丈夫そう」という方は、1〜2週間程度で十分かもしれませんが、私のように「全然わからん」もしくは「じっくり学習したい」という方は、余裕ある計画を立てつつも、あえて先に受験日を決めて自分を追い込むのもおすすめです。
 私は対策テキスト&過去問題集をもとに学習を始めたため、先にパラパラとページをめくりつつ、苦手分野と得意分野をそれとなくわけながら、その項目ごとの目標学習時間も立てました。
 結果的にも、目標学習時間に対する実学習時間によりその項目に対する理解度を図ることができたため効果的と感じました。

対策テキスト読み込みとアウトプット環境の構築 35時間

対策テキストを読みながら、キーワードをまとめていきました。最初は、ノートにペンで学習していましたが、途中からは、NotionにまとめつつZorbiに連携し、アウトプット用のフラッシュカードも作りながら学習を進めました。

これが非常に便利で、隙間時間にスマホアプリからサクッと学習をアウトプットすることができました。私は学習がインプットに偏りがちなきらいがあり、意図的にアウトプットを増やそうと思い導入しましたが個人的には正解でした。

過去問から試験傾向の把握 10時間

 次にテキストの過去問題集に取り組みながら、問題の形式と傾向の把握を行いました。また、検索すればすぐに出てきますがネット上の過去問サイトで問題を解きながら、自身の弱点と得意を確認し、その都度学習を行いました。
 これが、ポイントであったように感じます。出題内容に対する守秘義務があるため言及しませんが、このフェーズはより短くし、公式のシラバスを参考にしながら要点を振り返ったほうが個人的には良かったように感じます。試験では「これ〇〇ゼミでやったとこだ!」となる回数よりも圧倒的に、「あの内容のそこが問われるか」みたいな感じが多いように感じました。
 全くの無意味ではなく、参考にする情報源や試験のタイミング、内容により差は出るかと思いますが、あくまで過去問は過去問。よく出るものは抑えておこう。みたいな感じでライトに抑えて行けば全体の学習時間も短縮できたように感じます。公式のシラバスを見ながらポイントを整理するのも重要だと思います。

苦手の振り返りと最終まとめ 5時間

 私は、マネジメント系の出題範囲を苦手に感じていたため、それを中心に全体的な苦手分野を克服しつつ、計算問題、略語など確実に点の取れそうな問題を落とさないようにまとめました。
 合格基準は、全体で600点以上、各分野300点以上と足切りラインがあるため、得意分野はほどほどに苦手分野にフォーカスしてまとめてから、試験に臨みました。この時点で過去問はある程度余裕であったため少し慢心していました。

試験

受験前ボク「120分か。少し遊んでやるか。コキ」
受験中ボク「カチカチカチカチ....(アカン)」
受験後ボク「なぜこの点数が取れた」

てな感じでした。結果8割以上は取れたのですが、問題に戸惑うことがあり、自分の点数に不安を感じながら、帰宅後に結果をダウンロードし、2、3度確認しました。
 直前で、過去問が解けたことでやや慢心してしまったため、焦りましたが、問題内容にびびりながらも、しっかりと解答することができました。
 振り返ると、苦手分野を直前に抑えれたところと略語や用語説明のような内容を自信を持って取ることができたのが大きかったです。過去問慣れした気持ちで挑むと少し難しいかもしれません。

結論

慢心ダメ絶対

 以上が、ITパスポート試験の感想戦でした。
 次は基本情報技術者試験を受けようと思いますが、ITパスポートで触れた問題がシラバスに含まれるため、ITパスポート試験の学習も活かせそうで良かったです。どの言語を選択するか悩みますが、気が向いたらC言語とかにしてみようかなと思います。実際どの言語が割合多いんでしょうね?
一夜漬け?私には無理でした。

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