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Global Forecast System (GFS) のデータ概要

Last updated at Posted at 2021-03-29

はじめに

全球の気象データを提供している NOAA/GFS について、少し調べたので備忘録として記録しておく。専門外の人間が調べた結果を書いているので、もし理解に間違いがあれば是非コメント下さい!

予報データの入手先(2か所)

データをダウンロードできるページは二つあり、ファイル名が違うものの中身は全く一緒である。

  1. https://nomads.ncep.noaa.gov/:過去10日間のデータが置いてあり更新は早い
  2. https://www.ncdc.noaa.gov/data-access/model-data/model-datasets/global-forcast-system-gfs:過去半年前までのデータがあるが更新は遅め

1番のサイトについて

データのダウンロード方法

こちらのページ(https://nomads.ncep.noaa.gov/)の中段のテーブルの Global Models のGFSと名のついたものを選べばよい。分解能は 0.25 Degree, 0.50 Degree, 1.00 Degree の三種類ある。表の右側の「grib filter」、「https」、「OpenDAP」からダウンロードできる。

以下、https を選択した場合、モデル名+年月日のディレクトリ(gfs.YYYYMMDD/)が表示される。それをクリックすると、予報の発表時刻(00, 06, 12, 18 の四種類)が表示される。それをクリックすると、atom(大気のデータ)、wave(海象のデータ)が表示される。それをクリックすると大量のファイルが表示される。

ファイル名の意味

ファイル名は

  • res:分解能(0p25, 0p50, 1p00の三種類)
  • h:予報を発表した時
  • f:予報を発表した時刻から何時間後

とすると命名のルールは、

gfs.t<hh>z.pgrb2.<res>.f<fff>

となる。つまり、2021年3月26日の12時に発表した、分解能1度の9時間後の予報データは、gfs.20210326/atom/フォルダ内の

gfs.t12z.pgrb2.1p00.f009

となる。予報は6時間ごとに発表され、予報時間は0時間後から384時間後まで3時間ごとにデータがある状況である。

  • 拡張子が無いデータ:実際の予報データが格納されているファイル
  • 拡張子が.idx:予報項目が含まれているヘッダファイル

である。

2番のサイトについて

データのダウンロード方法

こちらのページ(https://www.ncdc.noaa.gov/data-access/model-data/model-datasets/global-forcast-system-gfs)の中段の「GFS Forecast」からデータをダウンロードできる。モデルは0.5度の分解能のもの(004)と、1度の分解能のもの(003)の二種類がある。表の右側の「Data Access Links」からHTTPS, TDS, AIRS の好きな方法でダウンロードできる。

以下、HTTPS を選択した場合、年月のディレクトリ(YYYYMM/)が表示される。それをクリックすると次は年月日のディレクトリ(YYYYMMDD/)が表示される。それをクリックすると、大量のファイルが表示される。

※因みに「GFS Analysis」は再解析データなので、今回は割愛する。

ファイル名の意味

ファイル名は

  • mode:3=1度の予報データ、4=0.5度の用法データ
  • Y:予報を発表した年
  • M:予報を発表した月
  • D:予報を発表した日
  • h:予報を発表した時
  • m:予報を発表した分
  • f:予報を発表した時刻から何時間後

とすると、命名ルールは、

gfs_<mode><YYYYMMDD><hhmm>_<fff>.grb2

となる。つまり、2021年3月26日の12時に発表した、分解能1度の9時間後の予報データは、

gfs_3_20210329_1200_009.grb2

となる。予報は6時間ごとに発表され、予報時間は0時間後から384時間後まで3時間ごとにデータがある状況である。因みに、

  • 拡張子が.grb2:実際の予報データが格納されているファイル
  • 拡張子が.grb2.inv:予報項目が含まれているヘッダファイル

である。

データの項目について

含まれている予報値(データ項目)は、ファイルごとによって変わる。例えば、gfs.t12z.pgrb2.1p00.f009 (gfs_3_20210329_1200_009.grb2) の中身を wgrib2 で確認すると、

$ wgrib2 gfs.t12z.pgrb2.1p00.f009
1:0:d=2021032612:PRMSL:mean sea level:9 hour fcst:
2:75246:d=2021032612:CLMR:1 hybrid level:9 hour fcst:
3:86296:d=2021032612:ICMR:1 hybrid level:9 hour fcst:
---中略---
741:45317259:d=2021032612:HGT:PV=-2e-06 (Km^2/kg/s) surface:9 hour fcst:
742:45396668:d=2021032612:PRES:PV=-2e-06 (Km^2/kg/s) surface:9 hour fcst:
743:45473804:d=2021032612:VWSH:PV=-2e-06 (Km^2/kg/s) surface:9 hour fcst:

743 項目のデータがあることが確認できる。データ項目の意味は、https://www.nco.ncep.noaa.gov/pmb/products/gfs/の各項目のページに書いてある。例えば、gfs.t12z.pgrb2.1p00.f009 (gfs_3_20210329_1200_009.grb2) の場合は、https://www.nco.ncep.noaa.gov/pmb/products/gfs/gfs.t00z.pgrb2.1p00.f003.shtmlに書いてある。

おわりに

これでGFSの予報データから必要な情報を取り出して扱うことができる。今のところ他の記事では地表面の気温("TMP:surface")しか使用してないが、他の項目(例えば、雲のデータ、降水量、気圧etc...)も調べて使っていきたい。

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