はじめに
AWS Certified AI Practitioner(AIF)のベータ試験を受験しましたので、勉強した内容や所感をまとめます。
受験背景
昨年度、AWS認定全冠を達成し、「2024 Japan AWS All Certifications Engineers」を受賞しました。今年度、新たに3つの認定試験(DEA/AIF/MLA)が追加され、来年のAll Certにはこれらの認定も必要になると思われるため、早めに受験しました。また、昨今のAIの盛り上がりに伴い、個人的にも知識習得を目指して勉強を進めていました。さらに、ベータ試験で合格すると、AWS AI Dayで特別なステッカーがもらえるという情報もあり、受験のモチベーションになりました。
AWS Certified AI Practitioner(AIF)とは
今年登場したAWS認定試験の一つで、生成AIや機械学習に関する知識が求められます。2024年9月現在、ベータ試験が実施されており、通常よりも安く受験可能です。試験は85問で、通常の試験よりも20問多いのが特徴です。また、AIF/MLAの試験には、「順序付け」「内容一致」「導入事例」という新しい設問形式が追加されています。
勉強内容
1. 試験ガイドの確認
まずは試験ガイド(https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-ai-practitioner/AWS-Certified-AI-Practitioner_Exam-Guide.pdf) を確認しました。特に付録の「範囲内の AWS のサービスと機能」に記載されているサービスは一通り確認し、あまり詳しくないサービスについては調査しました。私の場合、Amazon Fraud DetectorやAWS Audit Managerがこれに該当しました。
2. Skill Builderにて試験対策コースを受講
Skill Builderには「Standard Exam Prep Plan: AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01)」(https://explore.skillbuilder.aws/learn/public/learning_plan/view/2193/standard-exam-prep-plan-aws-certified-ai-practitioner-aif-c01) というコースがありますので、一通り確認しました。既に知っている内容は飛ばし読みしながら進めました。また、有料サブスクリプションの「Enhanced Exam Prep Plan: AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01)」(https://explore.skillbuilder.aws/learn/public/learning_plan/view/2194/enhanced-exam-prep-plan-aws-certified-ai-practitioner-aif-c01) も一部利用しました。
3. 模擬試験の実施
無料で20問、有料で65問の模擬試験をそれぞれ実施しました。初回で正答率80%を超えたので、この時点で試験の申し込みを決定。もちろん間違えた問題については、解説を読み知識を補強しました。
結果
当日はテストセンターで受験。何度か利用したことのある会場だったので、特に不安なく受験できました。問題は模擬試験よりも若干難しく感じましたが、約1時間で解答を終えました。14時開始の試験で、当日の19時頃に合格のメールが届きました。
予想より点数が低かったです。セクション別のスコアパフォーマンスを見ると、第4分野「責任あるAIに関するガイドライン」のスコアが低かったです。実は、この分野は模擬試験でも正答率が低かったので、重点的に学習しておくべきでした。
無事に早期合格特典のEarly Adopterバッジもゲットしました。
おわりに
AI/MLは普段の業務ではあまり触れない分野ですが、楽しく勉強できました。知識の幅が広がることで、今後の案件においても提案の幅が広がると思います。これからも分野に縛られず、知識のインプットとアウトプットを続けていきたいと思います。
余談
本記事はChatGPTにて校正を行ったうえで投稿しております。